Ns spirit 投資学・経営学研究室

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【2分でわかる】IRRを使った異なる債券の利回り比較

異なる債券の利回り比較方法
債券(国債、社債)には、満期、利率、額面価格、発行価格によって様々な種類のものが存在します。ここでは、それらを比較する方法について解説します。

 

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IRRで比較する
異なる債券を比較するときは、それぞれの債券が投資家にとって、実質的にどの程度の利回りをもたらすかによって決まります。これを比較する尺度がIRRです。

 

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例えば、次のような債券を比較してみます。

  通貨 償還期間 発行価格 額面価格 クーポン利率
債券A 円建て 5年 100 102 0.8%
債券B 円建て 7年 100 100.5 1.25%
債券C ドル建て 3年 100 100 3.0%
債券D ドル建て 5年 100 101 3.25%
債券E ドル建て 7年 100 100.5 4%

※発行価格は、全て100を基準として考える。

これだけ、見るとどの債券が一番実質利回りが高いのかがわかりません。そこで、IRRを用いるわけです。そこで次のようなスプレッドシートを用いて考えます。

  IRR 0 1 2 3 4 5 6 7
債券A 1.19% -100 0.80 0.80 0.80 0.80 102.80    
債券B 1.32% -100 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 1.25 101.75
債券C 3.00% -100 3.00 3.00 103.00        
債券D 3.44% -100 3.25 3.25 3.25 3.25 104.25    
債券E 4.06% -100 4.00 4.00 4.00 4.00 4.00 4.00 104.50


こうすることで、それぞれの債券をIRRという一定の軸で評価することができるようになりました。あとは、それぞれの債券のIRRと、各国通貨建てのリスクフリーレート(一般的には長期国債)を比較することで、有利な利回りかどうかを判断できるわけです。