Ns spirit 投資学・経営学研究室

投資・経営の基礎を網羅した「投資学・経営学研究室」のブログ版です。ビジネスパーソンに必須となる基礎知識・基礎スキル、仕事やキャリアに関する情報を中心に発信していきます。

価格モデルの革新 革新がもたらす新たな価格政策

価格モデルの革新

これまで、価格戦略における様々な値付け方法を紹介してきました。その中でも、理想的なのが、多くの買い手を引き付ける値付けを先に決めて、そこから必要な利益を差し引いて目標コストを決めて、製品やサービスを作っていくという形です。

目標コストを実現するためには、、業務オペレーションを効率化し、バリューチェーンにおけるコスト革新をしたり、他者との提携を通じてコスト革新を図るというやり方があります。

しかし、これらの方法でも、目標コストに到達しない場合には、価格モデルそのものを革新するという方法があります。

 

f:id:n_spirit:20181029001704p:plain

 

代表的な価格モデル革新の方法
価格モデル革新の事例として、代表的なものを2つあげます。

1つは、レンタルビデオです。市場導入期におけるビデオテープは、非常に高価なものでしたが、レンタルサービスにより、1回数百円まで価格を抑えることを可能にしました。これにより市場は急成長しました。

もう1つは、カートリッジビジネスです。プリンタは、本体を利益がほぼゼロか赤字の価格設定にして、利益率の高いカートリッジを使ってもらうことで、儲けがでる仕組みにしています。(携帯電話も本体価格をタダ同然にして、基本料金と通話料で儲ける仕組みにして大ヒットとなりました)