Ns spirit 投資学・経営学研究室

投資・経営の基礎を網羅した「投資学・経営学研究室」のブログ版です。ビジネスパーソンに必須となる基礎知識・基礎スキル、仕事やキャリアに関する情報を中心に発信していきます。

プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー その役割と違い

みなさんは、プロダクトマネージャーとプロジェクトマネージャーというのを聞いたことあるでしょうか。

一見すると似た響きを持っていますが、中身となる役割には大きな違いがあります。

 

「プロジェクト」マネージャーの役割

プロジェクトマネージャーは設定された目標に対してHowを考えて実現に向けて段取りする存在です。プロジェクトの目標は割と明快な場合が多く、××を市場導入する、〇〇を解決するなど、期間限定である課題に取り組むにあたり、そのプロジェクト全体を取り仕切るのがプロジェクトマネージャーになります。プロジェクトマネージャーにとって大事なことはプロジェクトの

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スコープを明確にして、それに向けてリソースの調達から推進の責任を負っています。プロジェクトマネージャー、およびプロジェクトマネジメントの詳細については、別ページも用意していますので、そちらをご参照ください。

 

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「プロダクト」マネージャーの役割

プロダクトマネージャーは製品企画からアフターまで、まさに製品やサービスのコンセプトを新たに創出するところから、市場導入後のアフター対応まで面倒を見る存在だとされています。

 

プロジェクトマネージャーに比べると、プロダクトマネージャーの方が断然考える領域は広くなり、期間も一般的には長くなります。プロダクトマネージャーは、顧客の志向を熟知した上での製品企画、マーケティングから、採用する技術、生産工程での品質管理に関する知見、アフター対応のマネジメントなど製品に関わることを統合的な経験、知識を持っている人材である必要があります。また、製品開発を進める上では、周辺業務、例えば財務・経理や法務などに関する基礎知識や人脈も必要となってきます。

 

トヨタ自動車では主査と呼ばれる人がこの「プロダクトマネージャー」に該当し、ベンチャー企業では、社長そのものがプロダクトマネージャーとなっていたりします。アップルだと、創業者のスティーブ・ジョブスが、まさにプロダクトマネージャーでしたし、トヨタでも主査は「製品の社長」という呼び方をされています。

 

したがって、プロダクトマネージャーはプロジェクトマネージャーとして基本スキルを持ち合わせた上で、より大きな製品構想力や、広い人脈、製品やサービスに関わる深い知見が必要とされます。トヨタの主査の場合、クルマという部品点数が多く、専門領域が細分化されていることから、育成に10~15年程度かかると言われています。

 

では、プロダクトマネージャーには一体どのようなスキルが必要とされるのか?それは次回解説していきます。

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