キャリア形成・プラン

【社会人5年目~10年目必見】大企業ではスキルつかない?伸ばすすべき領域と心構え

 

こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。

大企業に就職されて働いている方は、危機感を持っていないかもしれないですが、大企業はもはや絶対安泰と言えるようなものではなくなってきています。

しかし、多くの方はそんな危機感が薄いまま日々を過ごしているのではないでしょうか。

そこで、この記事では現在の一般的な大企業勤めの人の特徴、今後のリスク、今のうちに磨いておいた方がスキルについて解説していきます。

 

大企業の人の一般的な特徴

大企業に勤めている人の多くは、新卒からずっと同じ会社に努めているという方です。

私の勤めていた会社も、昔に比べて中途採用は増えたとは言うものの、製造業だったせいか8割くらいの人は新卒で入ったまま一度も転職せずにキャリアを積んできたという人でした。

多くの大企業では、30歳前後でも、残業20時間程度の前提で、550-650万円程度の収入になります。

順調に役職を上げていけば、早ければ30代後半、遅くとも40代後半までには年収が1,000~1,200万円くらいにはなります。

同じ大企業でも商社、金融系はもっと貰えているでしょうが、この金額でも平均水準を超えた生活は十分にできるレベルです。

30歳前後になると、仕事も一通り一人でできるようになり、社内外の人脈もある程度できてくるので、人間関係の軋轢も少なくなってきて、心地よく仕事ができる環境も整ってきます。

私の経験でも、慣れない仕事で苦労した20代中盤くらいまでに比べると、30歳前後のときは、仕事の難易度の面での苦労はあっても、やりがいがあり比較的楽しく仕事ができていた時期ではありました。

一方でこの時期になってくると、人間関係がある程度固定化されてきて、自分にとって新たなチャレンジよりも限られた枠内でやれたり、ルーチンでやれたりする仕事が増えてきます。

そして40代に向かって、仕事の難易度からくる苦しさは多少あるものの、徐々にルーチンの割合が増えていく人が多くなってきます。

 

大企業に長くいることのリスク

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みなさんが、30歳前後のうちは問題ないのですが、これが40代を迎えてくるときに、大きなリスクに晒されるようになってきます。

以下の富士通の例でもあるように、いきなり5,000人の人が配置展開をされるケースもあります。

富士通については、ツイッターでこのようなこともつぶやかれています。

 

今まで一生懸命仕事をやってきたつもりでも、会社の事情で、このように(おそらく多くの人にとって意図せぬ)配置展開となってしまうこともあります。中には事実上のリストラとして窓際に追いやられる人もいるかもしれません。

また、このような大規模な配置転換ではなくても、競争環境の変化や経営方針の大幅転換、買収によって社内ルールが変わることもあり得ます。

加えて、私が以前に書いた以下の記事のように、今後は会社のあり方も徐々にではあっても大きく変わっていくと考えています。

【理想の未来組織】オープンでフラットなプロジェクト主体の組織組織構造に関する記事で、一般的な組織形態とその問題点、特に階層の深いヒエラルキー型の組織で問題を生じやすいということを書きました。 ...

 

仮に、会社自体は存続していくとしても、その事業形態はマーケットニーズにあわせて、変化をしていきますし、その変化のスピードも速くなります。

そうなると、同じ会社であっても、従業員に求められるスキルや経験に対する要求水準は変わっていくので、その要求に答えられないようになると、ポジションや給料のアップが厳しくなってくるという現実もあります。

例えば、グローバルでの買収や合併によって、社内で英語スキルができる人が重宝されるようになると、英語ができない人というのは出世することが難しくなってくるのです。

さらに、会社自体の存続とて、盤石というわけではありませんし、今いる部署が不採算事業として売却されて、その先でリストラされるということも十分に考えられます。

以下のツイートにも書いたとおり、大企業にずっといると、知らない間にこんな人間になってしまうかもしれません。

 

大企業でスキルをつけるのに必要なこと

大企業にいながらスキルをつけるのに必要な心構えとは、どのようなものでしょうか。

 

会社から自立する心構え

大企業に勤めている人は、会社に依存的になっている人がかなりの割合でいます。

「会社が何とかしてくれる」

 「会社が教育してくれる」

 「会社が変わってくれる」

大なり小なり、このような感覚になってしまっている人が多いのです。

しかし、このように思っている人に以下の質問をすると、回答に詰まってしまう人も多いのです。

 

  • あなたは会社への貢献に対して、それに見合う報酬をもらっているか?
  • 会社が明日無くなったとして、あなたを今と同じ給与で雇ってくれる会社があるか?
  • 上記のことにYesと答えられるように、社内外でスキル・経験を磨く努力をしているか?

 

これらの問いに答えるためには、会社に頼りきらずに常に自分の市場価値を考えて、会社は自分のキャリア目標にあわせて利用するという発想で仕事に取り組む姿勢が必要なのです。例えば、以下のようなことです。

  • 会社への所属は手段であって、自分のキャリア目標を達成するため、またはスキルを日々磨くために会社に来ている
  • 会社の経営方針転換やリストラに遭遇しても、今と同じ給与で生きていける自信がある

 

スキルアップのための会社の利用方法

大企業(特に日系)には、よいところがたくさんあります。

例えば、以下のようなところです。

  • 中小企業ではできないような大人数でお金をかけたプロジェクトを動かせる
  • 社内に蓄積した様々なノウハウを活用できる
  • 失敗に対する許容度が大きい(失敗しても会社がすぐには傾かない、給料がいきなり下がらない)
  • 研修が充実している

 

大きな規模の人とお金を動かせるプロジェクトで仕事をすることは、大企業の醍醐味ですし、各分野の優秀な人が多く吸収すべきことも多いです。

そして、個人の失敗が大問題にならずにフォローしてもらえる体制も整っています。定期的にスキルを上げるため研修も充実しています。

こうした大企業だからこそできることを徹底活用して、自らのスキルを上げるようにしておきましょう。

こちらの記事では、大企業のメリットを詳細に解説しているので、あわせてご覧ください。

勤務15年の経験者が感じる【大企業のメリット・デメリット】 こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。 私は、従業員が1万人を超える大企業に15年以上勤務していました。...

 

また、大企業で社内人脈を作って、社内を巻き込む力は、外に出てからも大いに活用できます。

逆に、大企業であるにも関わらず、よい経験ができないのだとしたら、それは考え物です。

なぜなら、それは、

「会社(または部署)の風土に問題がある」

か、

「自分に大きな経験をさせてもらえるだけのスキルが足りない」

のどちらかだからです。

もし前者なら、会社(または部署)離れることを考える必要がありますし、もし後者なら、以下に記載するスキルを磨くことを考える必要があります。

 

スキルアップすべき領域

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社会人が基礎として勉強すべき領域は4つあると思っています。

  • ビジネス基礎知識
  • さらに深く、広い専門性
  • 論理的思考力・表現力
  • コミュニケーション能力

スキルアップの方向性は以下のページで、解説しています。

【実体験から感じた】社会人が勉強するべき4つのこと 私のまわりの若手のサラリーマン人で、 「もっと成長したいのだけど、何を勉強してよいかわからない」 「会社では一生懸命...

 

自分の市場価値の棚卸し

スキルを磨いたら、必ず自分のスキルがどの程度市場で通用するのか?を確認しておきましょう。もちろん、社内の同僚との比較の中で、自分の立ち位置を比較することもできます。

しかし、冒頭に書いたように、会社を取り巻く環境が変化することを前提にすると、同僚との比較だけでは不十分で、市場の中での自分の立ち位置を常に確認しておく必要があるのです。

自分の市場価値が簡単にわかる方法は以下のページに書いてあるので、是非参考にしてください。

自分の市場価値を簡単に知る方法【大企業の若手・中堅はまず市場価値を把握すべし】 みなさんは、自分の市場価値がどのくらいか気になりますか? 大企業でずっと勤務されてきた方は、自分の市場価値を考えることとは...

 

スキルを磨ける環境を探すのも大事

冒頭に書いたとおり、大企業といえども安泰ではありません。

したがって、会社外でも使えるスキルを積極的に磨くことをおすすめします。

先のツイートに以下のように反応した方もいらっしゃいましたが、どうしても社内にいると伸び悩むと思う方は、転職を考えるのも一案です。

スキルを磨ける環境探しに関しては、転職サイト・転職エージェントに登録することをおすすめします。

【おすすめ】10年の活動で役立った転職サイト・転職エージェント6選 こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。 私は社会人4年目のときから、転職サイト・エージェントを利用し始め...

 

まとめ

以上、大企業勤務をしながら伸ばすべきスキルの方向性についてでした。

  • 大企業にいると30代から40代かけて仕事ルーチン化しがち。
  • 大企業=安泰という構図は崩れていて、長くいることがリスクになる側面もある。
  • 大企業勤務であっても、自立する心構えを持ち、会社を最大限利用してスキルアップする気概が大事。
  • 大企業勤務者が習得すべきことは、ビジネス基礎知識、さらに深く、広い専門性、論理的思考力・表現力、コミュニケーション能力。
  • 自分の市場価値を客観的に棚卸しすることも大事。

 

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セーシン
40代で会社を辞めてフリーランスになり、コンサルや顧問業務を受託。仕事で成果を出すための「知識・知恵」などをこのブログにまとめています。 ツイッターアカウントはこちら
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