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海外との仕事・語学

【海外赴任経験者がおすすめする】駐在中にやっておくべき6つのこと

 

こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。

今回の記事では、海外赴任者のみなさんに向けて、3年間の海外赴任を経験してきた私から、海外駐在中にやっておくべきだと考えることを紹介していきます。

 

駐在員の待遇と課題

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やるべきことの紹介の前に、こちらのツイートを御覧ください。

こんなツイートもあります。

こういうケースもあります。

一般的な日系大企業の場合、海外駐在をするとかなりの高待遇になります。

しかし、ツイートにも書かれているように、この待遇にはあぐらをかきやすく、あぐらをかいて成果を出さないでいると、駐在任期終了後に日本でポジションが無くなる可能性があります。

海外駐在中はポジションも、日本にいるときに比べて1ランクも2ランクも上になることも多いので、なおさら結果を出すことにこだわることが大事になってきます。

こうしたことを大前提とした上で、さらに自らを律してやっておくべきだと考えていることを書いていきます。

 

海外駐在をして成長する人

私の観察してきた中では、海外駐在をして成長する人は以下のような人でした。

 

海外駐在をしてやるべき6つのこと

上記の点を踏まえて、私が海外駐在中にやるべきだと考えている6つのことを紹介します。

 

やるべきこと1:社内外の現地人と人脈形成する

まずは現地の方と人脈構築をしましょう。

人脈とは、仕事で困ったことがあったときに、すぐに相談に乗ってくれる関係を意味します。

できれば、社内の同僚と社外(顧客・仕入先等)の人間と両方作っておくことが望ましいです。

こうした人脈を作っておくと日本に戻ってから役に立つことも多いです。

実際に私は、現地の人脈をいくつか形成できていたおかげで、会社を辞めて独立したあとも、仕事でその人脈を活用できています。

私の知り合いにこんな人がいます。

海外駐在を自分のキャリア形成の大きなプラスにする上で、現地での人脈形成はとても大切なことだと思っています。

 

やるべきこと2:現地語を学ぶ

先のツイートで現地語にも触れていますが、駐在中は現地語を学ぶ機会の宝庫です。

現地人が話す言葉なので当たり前なのですが、この機会を使わない手はありません。

英語圏に行かれる方は、おそらく赴任前に英語がある程度できる前提なので、ここは無視してもらって構いませんが、それ以外の国、例えば、アジアだと、韓国、中国、タイ、ベトナム、インドネシア等、欧州だとドイツやフランスに行かれる方は現地語を勉強しましょう。

これらの国では、英語を使えない人も多いので、日々の生活を豊かにする上でも現地語の習得は大事ですし、現地語ができると人間関係構築にもプラスになります。

日本に来た外国人が全く日本語を話さないのと、少しでも日本語を話すのとで、どちらが親しみを持てるか想像してみるとわかると思います。

 

やるべきこと3:現地を旅行して回る

駐在中にその国の中を旅行して回りましょう。

出張のついででもよいですし、週末でもよいですし、長期休暇の機会でもよいです。

現地に駐在しているときにしか行けないところに積極的に出掛けてることをおすすめします。

なぜなら、旅行をすることで自分の住んでいる地域とは異なる世界が見えるので、その国の文化を違った側面から立体的に見えるようになるからです。

私は中国に駐在していましたが、駐在していたときに出張とプライベート含めて30都市以上を訪問しました。

これによって、地方都市の状況も踏まえて、中国という国を広い角度から感覚的に捉えることができるようになりました。

もし、中国駐在と言いながら上海にしかいないと、中国=上海という固定観念になってしまっていたでしょう。

ちなみに、30都市というのは、現地の一般的な中国人よりもはるかに多い数字です。

おかげで、中国人と会話をするときに、旅行に行ったことそのものが話題にできましたし、「たくさん旅行に行っている=中国好きになってくれている」と思ってもらえるため、中国人からもより好意的に見られるようになりました。

また、旅先で起きるトラブルへの対処のために中国語を使うことで、中国語の実践もできたので、多面的に文化を知る、中国人との話題作りになる、言語を上達させられると、一石三鳥でした。

 

やるべきこと4:現地の仕事のやり方を取り入れてみる

仕事のやり方においても現地流を取り入れることが大事です。

そうすることで、仕事の進め方の幅が広がりますし、外国人を巻き込みながら仕事をするときに役立ちます。

中国に関しては、日本と比べると以下のような特徴がありました。

  • こんな聞いて大丈夫だろうか?と思うようなことでも聞いてみる(聞いてみるだけならタダ、聞くのは一時の恥)
  • 何か問題が起きたときに、「私は今こんな事態に遭遇して大変なんだ」と騒ぐ人が多い(早くHELPの声をあげて助けを呼ぶ)
  • 会議では議論が思い切り発散しがちなのに、終了間際には落とし所が明確になっている(論点を全部議論してから結論を出す)

私自身も駐在中は、そうした行動様式を取り入れました。

一番目と二番目は、節度をある程度守れば、日本でも十分活用できることがわかったので、駐在を経験してからは、人に聞いたり、助けを求めたりということにあまり抵抗を感じないようになりました。

これは、私の成長にとっては大きなプラスだったと思います。

 

やるべきこと5:現地のやり方と日本でのやり方をいいとこどりする

いくら駐在国の文化に馴染むことが大事とはいっても、海外かぶれしてしまうのもよくないです。

日本人を相手にしたときに、「海外にかぶれたイタイ奴」という評価になってしまうからです。

駐在国のやり方を試しにやってみて、日本のやり方と比較吟味して、ケースバイケースでいいとこどりをするのがスマートでしょう。

 

やるべきこと6:駐在員同士で必要以上に群れないようにする

駐在国に一緒にいる駐在員と必要以上に群れないという姿勢も大事です。

同じ日本人である駐在員と常に一緒にいると、どうしても日本の常識ありきで考えるようになってしまうからです。

以下は関連ツイートです。

 

海外駐在中の手当は散財せずに貯めておく

上記の6つは自己の成長の観点での話ですが、経済的観点で1つ追加をしておきます。

最近、海外駐在している人で、その後のキャリアに悩んでいる人の声を多く聞くようになりました。

例えば、次のような声です。

  • 帰国後に海外とは全く関係のないポジションになった。
  • 本社の国際部門になったが、現場から離れたところで口出しするだけの仕事になってしまった。
  • 海外では権限を持って仕事していたのに、帰国後は権限が大幅に無くなってしまった。

先ほどのツイートに書いた会社を作ってしまった人も、日本に戻ってもキャリア的な発展が見られないことが大きな原因になっています。

そこで、キャリアという観点で追加しておきたいと思ったのが以下のツイートの内容です。

上記のツイートに対しては、以下のような反応を頂いています。

こうした経験者の反応から考えても、駐在中に贅沢三昧で散財してしまうのではなく、次のキャリアオプションに備えて少々のリスクなら取れるように貯蓄しておくのがよいと思っています。

 

まとめ

冒頭にあげたとおり、日系企業での海外駐在は高待遇であることがほとんどで、日本にいるときよりも多くのお金をもらえることでしょう。

そのお金を駐在員同士の遊びだけに使ってしまうのではなく(特に物価の安い新興国は贅沢三昧できてしまいます)、この記事で書いたように、他の駐在員とは適度な距離を保ちながら、自分の今後に繋げられることに投資をしてみることを意識してみましょう。

そうすることで、後から振り返ったときに有意義な海外赴任生活だったと思えることでしょう。

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