キャリア形成・プラン

落合博満氏の現役時代の名言に学ぶビジネスパーソンの心得

 

先日、落合博満氏の名言と呼ばれるものを目にする機会があったので、私も興味を持ってインターネットで調べてみました。

 

そうすると、出てくる出てくる。現役時代のものから監督時代のものまで名言一覧なるものが多数出てきました。

 

落合氏といえば、現役時代のその圧倒的な成績(三冠王3回他)に加えて、監督として8年間で毎年Aクラス、4度のリーグ優勝を果たすなど、プレイヤーとしてもマネージャー(監督)としても卓越した実績を残してきました。

そのような人なので、発せられる発言は重く、マスコミに語られた言葉を切り抜かれて名言としてまとめられるのも当然でしょう。

 

様々なまとめサイトを見てみると、監督時代にチームマネジメントをする立場として発せられたものが多かったです。しかし、私はむしろビジネスパーソンが参考にするべきなのは、落合氏の現役時代の発言や取り組み姿勢だと思っています。

 

なぜなら、20代、30代の頃の仕事(野球)への取り組み姿勢が、最終的に名監督である落合博満氏を作ったという視点で考えるのが自然ですし、ビジネスパーソンにも応用が効きやすいのではないかと思ったからです。

 

そこで、現役時代の発言(名言と呼ばれるもの)をベースに、ビジネスパーソンとしてのあり方を考えてみました。

 

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40本打ったって無駄だよ、俺が50本打つから

これは、当時ライバル球団であった西武ライオンズの秋山氏が目標としてホームラン40本を掲げたときのエピソードです。

「秋山選手が今年40本以上打って本塁打王になると言ってますが」というインタビューに対し、答えたのがこの言葉です。

 

「40本打ったって無駄だよ俺が50本打つから」

 

結果、落合氏は50本以上を打ってホームラン王になりました。(なお、秋山氏は公言通り40本を打ちました)

 

発言の背景

この発言は、単に俺は秋山なんかに負けないぞという競争意識から発せられているのではないでしょう。落合氏は、秋山氏の発言云々の前に、すでに「今年は50本打つ」と決めていたのだと思います。

そう決めているところに秋山氏の40本などと言われれば、上記のようにサラッと答えざるを得ないのでしょう。

 

成績を見てみると、落合氏は1985年に52本のホームランを打ってホームラン王になっています。では、前年1984年の落合氏、秋山氏、そしてホームラン王の成績はどうだったのでしょうか。

調べてみると以下のようになっていました。

選手名ホームラン
落合博満33本
秋山幸二4本
ホームラン王(ブーマー氏)37本

 

ここで注目すべきなのは、前年のホームラン王が37本なので、40本でホームラン王というのは決して低い目標ではないということです。加えて、秋山氏は前年に4本しかホームランを打っていないので、40本を打ってホームラン王を獲るというのは相当高い目標だということがわかります。

 

落合氏の凄いところは、前年のホームラン王の数字を大きく上回る50本を目標にして、すでにシーズンに臨もうとしていたということです。しかも、それまで40本以上を一度も打ったことがなかったのにです。

 

発言からの学び

これ以上詳しいことは情報ソースがないのでわかりませんが、50本以上打つためには何が自分に足りないのか、どういう練習をすべきなのかを相当考えた上で練習をしていて、手応え・自信を持っていたのでしょう。

 

ビジネスパーソンとしては、以下のような学びがある名言です。

  • 前年実績にとらわれずに、大きな目標を持つこと
  • 具体的な数値目標を立てて、そのために何をするのかを逆算すること

 

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三冠王獲るから年棒上げてくれ

落合氏は三冠王をとったシーズン前に「今年三冠王獲るんで年棒を上げてくれ」と言って球団に年俸アップの要望を出したそうです。球団側は三冠王など獲れるわけが無いと考えてあっさり快諾。見事に三冠王という結果を残して年俸アップすることができました。

 

発言の背景

落合氏が初めて三冠王をとったのが1982年です。前年は首位打者を獲得していて、ホームラン33本、打点90と、実績的には十分に狙える可能性のある位置にいました。

この発言があったのは1982年シーズン前の契約更改の席上だと思われるので、シーズン後半から秋のキャンプにかけてある程度いける手応えは持っていたのでしょう。

 

発言からの学び

この発言からビジネスパーソンが学ぶべきなのは、会社と交渉する姿勢です。

 

私はよくこういう不満を何人かのビジネスパーソンから聞きます。

 

「給料が上がらない」

「うちの会社は給料が安い」

 

事実としては、そのとおりなのでしょう。しかし、プロフェッショナルのビジネスパーソンというのは、自ら実績を上げて会社からよい待遇を勝ち取るという姿勢が重要です。

 

落合氏はもっと給料が欲しいという泣き言は言っていません。「これだけの成績を残すから、達成できたらこれだけの給料にしてください」と、結果を先にコミットしているのです。

 

今の給料に不満を持っているビジネスパーソンも、給料に不満を言う前に「これだけの結果を残してみせます」と言ってみるのはいかがでしょうか。

 

万が一コミットどおりの結果を残せなくても給料がマイナスにはならないでしょう。あるいは、結果を残しても給料を上げてもらえないのであれば、その結果を他社に売り込んで転職して給料を上げるようにしてもよいでしょう。

 

素振りを1本でも多くやったヤツが勝つ世界

この発言は監督時代に出たもののようですが、現役時代からの取り組み姿勢を示す言葉だと考えられるので取り上げてみました。

 

発言の背景

落合氏は野球は仕事と捉えて、練習をプロフェッショナルとして自分の仕事の質を上げるための鍛錬として捉えていたことが発言の節々から感じられます。

 

結局、練習はウソはつかないし、自分にウソをついてサボってしまえば、試合でもその程度の結果しか残せないという感覚を持っていたのでしょう。練習せずに結果を出せずにプロの世界を去っていく選手を何人も見たとも語っています。

 

発言からの学び

プロとして働くのであれば、その領域で人に負けない鍛錬を積む努力を怠らないことでしょう。

人より1時間でも多く勉強する、人より1回でも多く営業をかける、人より1冊でも多く本を読む。何でもよいと思います。

 

最近は働き方改革と称して、企業側も時間管理を厳しく問われていて、会社で働ける時間に限りがあります。

 

だからこそ個人の会社外での努力が大事になってくるのでしょう。会社を17時に終えるのであれば、そこから夜寝るまでの間に何を人より多くやるのか。自分の目指すキャリアと照らして考えてみてもよいでしょう。

 

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まとめ

人との打ち合わせを通じて偶然見ることになった名言集でしたが、改めて見てみるとビジネスパーソンが明日からでも実践できるネタが満載だとわかりました。

少なくともここに挙げた3つはすぐにでも実践できることばかりなので、是非トライしてみてはいかがでしょうか。

 

なお、私はビジネスパーソンとしての実力を的確に把握するために、転職サイトに登録することをおすすめしています。無料登録するだけで、自分のキャリアの延長にある年収レベルがどの程度なのかがわかるからです。

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元リーマン管理職+副業歴15年、海外事業・独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 ツイッターアカウントはこちら