仕事・キャリア形成・プラン

【経験者が語る】40代で大企業からベンチャーに転職できた3つの理由

 

私は、大手メーカーに15年以上勤務し、そのうち課長も5年ほど経験して退職、ベンチャー企業に転職しました。しかも、年収を上げながらの転職です。

 

このブログでも「40歳定年説」や「40歳前後でキャリアを見直そう」という趣旨の記事をいくつか挙げていますが、図らずも自分がそういう立場になってキャリアチェンジした形になっています。

 

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なぜ、このような転職に成功できたのか。振り返ると20代後半から30代の過ごし方にあったように思います。

これから40代を迎えていく30代の方たちがどのようなスタンスでキャリアを考えるべきなのかの参考にして頂けるように、私が転職に成功の理由を振り返って棚卸ししていきます。

 

理由1:1年ごとのキャリアアップ目標を掲げてきたから

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これは社会人になったときからずっとやってきたことなのですが、私は毎年その1年で新しい分野の仕事に挑戦して仕事の幅を広げるという目標を立ててきました。

新年が始まる1月に、次の年度始めの4月から何を自分の仕事の幅として広げるかという目標です。

例えば、新しい商品カテゴリーに挑戦するとか、新しい職務に挑戦するといった目標です。こうすることで、1年という大きな枠の中で、自分の伸ばしていく方向性を確認できました。

 

入社してしばらくは、そうした目標をエクセルシートに書き下ろして記録をつけていたのですが、この本に出会ってからは成長の方向性を考えるフレームワークがより明確になりました。

 

この本は、外務省やコンサルなどで活躍されているキャメル・ヤマモト氏の書籍で、その中にキャリアを考えるときに以下3つの軸で考えようと記されています。

職能 × 事業 × 地域

これは私にとって、非常にしっくり来るフレームワークで、以降はこのフレームワークを拠り所にして、自分のキャリアの発展性を考えてきました。

 

職能というのは、経営企画、マーケティング、人事、財務といった、いわゆる職種という言葉に置き換えられるものです。

事業とは、自動車、建設機械、小売業といった業界と置き換えてもよいですし、もう少し細分化して、自動車の中でも大型トラック事業とか、小売業のなかでもコンビニ事業という感じでもよいでしょう。

地域は、日本、アメリカ、中国といった国単位もあれば、東京、大阪、福岡、北海道などといった国の中で地域を細分化する考え方もあります。

 

このキャメル・ヤマモト氏のフレームワークを活用して、毎年この中でどれを伸ばすことにするか決めるわけです。

 

このフレームワークを使ったキャリアアップの考え方は、こちらの記事でも詳細解説しています。

【社会人5~10年目必見】 大企業でもキャリアアップできるスキルの磨き方 先回の記事で、大企業勤務の若手(社会人5年目~10年目、年齢でいうと20代後半~30代前半)の人が自身の市場価値をどのように測る...

 

理由2:市場価値を上げる努力してきたから

自分の市場価値をどう上げるかということも考えてきました。

しかし、大企業にいると限られた関係者との付き合いが多くなり、なかなか自分の市場価値というのはわかりません。

 

そこで私が考えたのは、市場価値評価を外に求めようということです。

例えば、異業種交流回や勉強会のようなものに多数出て、社外の様々な方たちと交流を深めました。その中で、相対的に自分がイケてるところと、イケてないところが見えてきます。

 

しかし、もっと強烈に市場価値を知る方法として、みなさんにもおすすめしたいのは転職サイトに登録して実際に転職サイトに登録したり、転職エージェントに合ったりするという方法です。

私の場合、大手の転職サイトであるリクナビNEXTへの登録をはじめ、リクルートエージェントdodaマイナビエージェントにも片っ端から登録して、様々な求人情報を見て、転職エージェントにも合ってきました。

 

20代後半の頃は、転職エージェントから厳しいことを言われることも多々ありましたし、紹介される求人も正直言うと全く満足できるレベルのものではなかったです。

しかし、それが自分の市場価値の現実でもあったわけです。そうした現実を知ることで、自分の対外的な市場価値をはっきりと認識することができましたし、自分に足りないものは何なのかを見つめるきっかけともなりました。

 

以降3年おきくらいに転職エージェントと合っては、企業の面接を受けるということを繰り返しながら、自分は3年前と比べて成長できているのか?社外の人が買ってくれそうな自分のスキルが何なのか?を確認するようにしてきました。

こうした経験もあったので、以下のような記事を書きました。

大企業【20代後半~30代前半 必見】 自分の市場価値を簡単に確認する方法みなさんは、自分の市場価値がどのくらいか気になりますか? 大企業でずっと勤務されてきた方は、自分の市場価値を考えることとは無縁で仕...

 

理由3:磨いてきた専門分野を活かせる転職をしたから

上記のようなことを20代後半から考えてきて、様々な企業の面接も受けて来たのですが、転職する前の3年くらいは転職のことは全く考えていませんでした。

実際、上記の転職サイトからいくつか案件も来ていましたが、ほとんど断っていました。それくらい仕事も面白いと思っていましたし、積極的に辞める理由が見当たらなかったからです。

 

しかし、転職サイトのひとつから非公開案件として来た求人があって、その中身が私の専門分野と海外まで含めた社内外の人脈をフルに活かせるポジションである上に、先ほどの3軸のひとつである職能伸ばせるチャンスがある案件だったのです。

なぜなら、オファーをもらった会社がスタートアップで、大企業にいたとき以上に職能面での幅広がり経験値を積める考えたからです。

 

専門分野と人脈をフルに活かせる仕事内容であるがゆえ、初日からバリバリ働ける即戦力として認識してもらい、給料も大企業にいたときよりもプラスでオファーを頂きました。

最終的に経営者の方とも何度か話し合いをして、波長を合わせて仕事を進められそうだということが決め手となって入社することを決めました。

 

40代で転職するためには

これからのビジネスパーソンは、70歳や80歳まで働くことを前提にすると、ひとつの会社でずっと働くというケースは少なくなり、どこかでキャリアチェンジする機会が出てくることでしょう。

そうなると、冒頭に紹介した記事にも書いたように、キャリアチェンジのタイミングを心身ともに充実している40代にするのは最適解だとも考えられます。

 

しかし、40代で転職に成功させるためには、30代からの準備が欠かせません。

 

私の場合はこの記事で書いてきたように

  • キャリアアップの方向性を決めて実行する
  • 自分の市場価値を常に知っておく
  • 専門分野を活かした転職をする(チャンスが来るまで焦って転職しない)

の3つが大きかったと思っています。

 

特に専門分野を活かせない転職は年収も下がるので、よほどやりたい仕事でない限りは避けるべきでしょう。

 

しかし、専門分野を活かせるチャンスにタイミングよく巡り合うためには、キャリアアップの方向性を考えて、市場価値を測るということを常日頃からやっておく必要があるのです。

 

みなさんも、30代のうちからこれらのことを考えておけば、40代でチャンスを掴む確率を大幅に増やせるでしょう。結果として転職せずに同じ会社に残り続けたとしても、市場価値の高い人材として会社からも優遇されることになるでしょう。

 

なお、記事の途中でも書いたように、まだ転職サイトに登録していない方は、大手4社リクルートエージェントdodaマイナビエージェントパソナキャリアにはすぐに登録することをおすすめします。自分の市場価値を知るには多くの求人を見て市場の相場や求められるスキルを知っておく必要があるからです。登録は全て無料でできます。