私のまわりの若手のサラリーマン人で、
「もっと成長したいのだけど、何を勉強してよいかわからない」
「会社では一生懸命仕事をしているけど、何か頭打ち感がある」
という悩みを持っている人が何人かいます。
私も若いときに、今より成長するためにどうすればよいか?ということを考えて、自己啓発本を読んだり、社外の異業種交流会に出たりするなどしてきたので、その気持ちはよくわかります。
一方で、自己啓発の本を読んだり、社外の異業種交流会に出ても、その場は何となくいつもと違った感覚はあっても、1週間もすると結局元どおりの毎日に戻っているということも多いことでしょう。
実は、こういう人達はすでに成長しようというマインドを持っているので、勉強のやり方を変えればもっと伸びていく可能性が高いと思っています。
では、どのような勉強をどのようにやればよいのか?
私のこれまでやってきてよかったと思えることからおすすめしたいのは、以下の4つです。
- ビジネスの基礎知識
- 深く広い専門性
- 論理思考力・表現力
- コミュニケーション能力
それぞれ詳細を説明していきます。
社会人・ビジネスパーソンが勉強すべき4つのこと

ビジネスの基礎知識
まず社会人として、ビジネスの基礎知識を最低限身につけるようにしましょう。
「私は技術の専門だから」
「私は人事の専門だから」
こういった考えは一旦捨てましょう。
なぜなら、どのような機能軸の仕事をしていても、ビジネスの基礎知識が土台になくては、役に立たないからです。
例えば、技術の専門だからといって樹脂製品の設計に詳しいだけに留まっていると、ビジネスパーソンとしてそれ以上の発展性を望めません。(もちろん、技術一筋でいくならよいですが、あくまでこの記事は「もっと勉強したい」という人を対象にしています)
しかし、樹脂成形もわかる、ビジネスの基礎知識もわかるとなると、技術マネージャーもできますし、少し取引関連の勉強をすれば購買担当になる道もあります(余談ですが、技術のわかる購買は重宝されます)。そうしていくうちに、一段、二段と高い視点からのマネジメントが可能になっていくのです。
では、どのようにビジネスの基礎知識を学べばよいのか?
まずは、このサイトに書いている記事を読んでみましょう。
この中から、自分の興味の持てそうなことをさらに深掘りしていくというスタイルでよいと思います。
近年ではこうした理論はやや時代遅れだと言われることもあります。
しかし、私はこのブログで網羅している基礎は大事で、その上で近年のビジネスの状況に合わせた理論やフレームワークを学んでいくべきだと考えています。
スポーツでも、ルールの変化や技術の進化によって変わる練習もあれば、基礎の練習として変わらないものもあるのと同じです。
こちらに私がおすすめするビジネス書籍も紹介しているので、あわせてご覧ください。これらの本を読むだけでも、随分ビジネスパーソンとしての基本的な戦闘力が身につきます。
また、さらに意識を高く持つなら、以下のような社会人向けの大学院に通うことを考えてもよいでしょう。
大学院はさすがにハードルが高いという方は、1ヶ月で本1冊の値段で2,000本を超えるビジネス動画を見放題の【グロービス学び放題】もおすすめです。

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さらに深く、広い専門性
先ほど専門に逃げずにビジネスの基礎知識を学ぼうと書きましたが、もちろん専門性も大事です。
ビジネスの基礎知識と専門性は両輪だからです。
ビジネスパーソンとして専門性を持つというのは極めて大事で、それはあなたを何者であるか?示すものになります。
もし、そうした誇れる専門性が少ないと思うのであれば、それを広げ、深める努力をしましょう。
以下の記事でも、こうした専門性というのは世界でも尊敬に値するものなので、語学よりも優先して身につけないといけないものなのです。

もし深掘りすることが少ないのだとすると、周辺領域に広げていくことを考えましょう。
例えば、メーカーの人事という専門性があるのだとすると、それをIT系の人事という専門性の広げ方もあるでしょう。周辺の法律の勉強をするという考え方もあります。
もし、あなたが入社間もないのであれば、まずは今の仕事に関係する専門性を徹底的に身に着けましょう。法律の勉強、資格の勉強、業界のこと、自社の商品のことなど、何でもよいです。
論理的思考力・表現力
論理的に考えて、表現する力も大事です。
ビジネスの知識をもって、専門性が深く広くても、それを論理的に整理できないと、強みを活かしきれません。
もし、あなたが100の力を持っていたとして、それを20か30しか出せないとすると、相手から見ればあなたは20か30の力の人材だと見えてしまうのです。
論理的思考力や表現力は、あなたが持っている力を最大限発揮するための強力な武器になります。(論理的思考力は、決して相手を論破するためのものではありません)
論理的思考力はこちらのページにもまとめてありますし、以下に紹介している本からも勉強することができます。

コミュニケーション能力
論理的に物事を考えて表現できたとしても、論理だけでは人は動きません。
人を動かすには論理意外のウェットな部分が不可欠です。
もしあなたの上司がスーパー切れ者で、論理も明快、どんな難問でもすぐに解決策を導き出す人だとしても、そこに人間味が感じられないと尊敬できる上司とまではならないでしょう。
一方で、切れ者ではないし、能力がずば抜けているわけでもないのに何となく助けてあげたくなる上司もいます。
この二人のを隔てているものは、広義の意味でコミュニケーション能力です。
個人個人のキャラがあるので、誰かをそのままコピーしてもうまくはいきませんが、ある一部分だけを取り上げて研究してみることはできます。
- なぜ、同じことを言っているのに、Aさんは許されて、Bさんは叱られるのか?
- なぜ、Xさんの方が切れ者なのに、Yさんの方が部下から人気があるのか?
こうしたことを繰り返し考えることで、自分なりに仕事を円滑に進められるコミュニケーション能力が身についていきます。
勉強したことは積極的にアウトプットする
勉強というのはインプットしただけでは学びとして定着しません。
アウトプットをすることで、脳に定着して自分のモノになっていくので、学んだことをアウトプットする機会を作っていきましょう。
以下の記事で、私が実践しているアウトプット方法をまとめています。
あわせてご覧ください。

まとめ
以上が社会人が勉強すべきこと4つでした。
- 社会人が勉強すべきなのは、ビジネスの基礎知識、深く広い専門性、論理思考力・表現力、コミュニケーション能力の4つ。
- 学んだことを定着させるために積極的にアウトプットすべき。
なお、専門性を広げる機会を探ったり、実践の場を求めるのに、転職活動という手段は最適です。実際に転職に至らなくても、活動するだけで非常に大きな学びを得られます。
もし、まだ転職サイト・エージェントに登録していないという方は、今すぐに登録だけはしておきましょう。無料で登録できて、世の中の求人の傾向を確かめることができます。
初めての方におすすめしたいのはリクナビNEXTです。登録するだけで様々な求人を見ることができますし、非公開案件のオファーがくることもあります。
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思い立ったときに登録することが、人生を変えるきっかけになりますよ。
おすすめ転職サイト・エージェントの詳細をこちらにまとめたので、あわせてご覧ください

また、キャリアについて考えを深めたい方はこちらの記事もあわせてご覧ください。
デキるビジネスパーソンの長期休暇の過ごし方もあわせてご覧ください
https://www.nsspirt-cashf2.com/entry/2019/03/19/2736/
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