マーケティング思考・戦略

今後の動画コンテンツは短尺化の傾向 ハイライトがより重要になる可能性大

 

先日ツイッターでこのようなことを書きました。

このツイートの反応が思いのほかよかったのが印象的だったので、動画コンテンツに関する記事を書いていきます。

まずはツイートの内容と反応をご覧ください。

先日中国人とTikTokについて話をしていましたが、彼曰く今の人はもはや検索エンジンを使うことですら面倒で、わずか数十秒で理解できる動画を好むと。動画コンテンツは短尺化して、一瞬で理解させることがますます重要になるという未来の示唆のように感じました。

 

以下が主な反応でした。

知りたい情報がネットで
『無料』かつ『簡単』に得られる時代だから

■より速く

■より正確に

■より分かりやすく

になって来てる。

実際自分もYoutubeの5分以上ある動画は躊躇するときがあるなぁ。

(゚∀゚)キタコレ!!

今の世代のアテンションスパン8秒!!!!

そりゃそうよね、ようつべの広告10秒も耐えられないんだもの

インスタレベルにインスタントにならないとだね

 

実は先のようなツイートをしている私自身も、最近YOUTUBEを見る機会が少なくなりました。その理由は以下に書いています。

これからは動画の時代というのは否定しないですが、文字情報の方が主体的に短時間で情報が集まるので最近ほとんどYouTubeを見ていない。受け身でコンテンツを待つ5-10分が耐えられないのもあります。考えることが多すぎるのか、仕事が忙しいのか。。。Youtubeの1分ハイライトを作ったら人気でるかも。

 

今後の動画コンテンツはより短尺化する傾向

ツイートを見る限り動画コンテンツを5分以上見るというのは苦痛になってきている人は一定数いそうです。私も忙しいときに5分も動画を見たくなく、文字で一瞬情報を拾いたいと感じることが何度かあるというのもツイートに書いたとおりです。

情報が過多になっていくとますます短時間のコンテンツに対するニーズが高まり、30分も1時間もかかるコンテンツは、自分の大好きな領域だけに使いたい時間というようになっていくのではないでしょうか。

テレビの15秒、30秒CMのような尺で理解させる必要が出てくるのかもしれません。

いずれにせよ、コンテンツの受け手が持っている「早く結論を見たい」というニーズにいかに答えるかが動画でも重要になってくるのでしょう。

 

動画コンテンツ制作者が考えるべきこと

受け手が情報過多からコンテンツの短尺化を望む傾向が出てくると、アウトプットする側もそれを考えてコンテンツを作る必要がでてきます。

一般的にコンテンツを制作する側は持っている情報量が多いので、より多くの情報を受け手に届けたいと思うことでしょう。

「●●だけでなく、××についても言及しなければ」

「▲▲という側面も教えておかないといけないな」

このようにコンテンツを作ると、見ている側が飽きてしまいます。

そう考えると、動画コンテンツも目次的な動画と本編という分け方をするのが適切になってくるのでしょう。

例えば、15秒や30秒の目次的なハイライトが最初にあって、その後に動画本編が流れるような感じです。映画でいうと予告編みたいなものです。

テレビだとよく使われる方法ですが、これからはYoutubeでも一般的な編集手法になっていくのではないでしょうか。

 

実は、これ本や文章も同じなのです。

本には普通目次がついています。目次を見ることで、その本が何を訴えようとしているのかを掴むことができます。

このブログにも目次がついていますが、文字コンテンツには目次をつけることで、どのようなことを言おうとしているのかを先回りして読者に教えているのです。

それと同じことを(エンタメ系のテレビだけでなく)一般動画の編集の世界に広げていく必要があるのでしょう。

 

今後は製品・サービスも必要な機能だけ欲しい時代

短尺化の傾向は、必要なモノ・機能だけあればよいという現代の消費傾向を端的に表すものだと感じます。

以前モノ売りではなくコト売りが大事という記事を書きましたが、消費者はモノの機能そのものよりもモノから生み出される体験をより重視するようになってきました。

モノの価値ではなくコトの価値を伝えるのが大切【マーケティングの基本】これからマーケティングを志望する人、または駆け出しのマーケティング担当者の方に向けてマーケティングで考えるべき重要なポイントを書いていき...

 

モノが過多になってきて世の中から溢れるようなった結果、このような消費傾向が見られるようになったのです。

そして欲しい機能はお客さんが使いたいときに使いたいだけ使う、それに対して課金されるという方が消費者にとっては優しい設計になるのでしょう。(以下、サブスクリプションの記事をご参照ください)

【5分でわかる】サブスクリプションモデルとは 事例・ポイント・課題 先日の記事で、マーケティングとはモノ売りではなくコト売りだという記事を書きました。 https://www.nsspirt...

 

同じように情報過多の時代においては、フルスペックの情報は必要ではなく、必要な部分だけ切り取ってもらえればよいという考えになるのは当然のことでしょう。

 

今後ますます重要になるのは編集

この短尺化の時代においては、以下のようなことが求められるのでしょう。

  • 短い文章で相手を理解させる(ツイッターの140文字など)
  • ハイライト動画で興味をひかせる・多くを理解させる(テレビの予告編など)
  • 動画や文字をいいところどりして編集すること

特に最後の点は非常に重要で、これからはますます編集者の能力が問われる時代になるのかもしれません。

すなわり、多くの情報の中から、受け手が興味を持つ部分だけ取り出してパッケージにする能力・技術です。

また、こうした短尺化時代を捉えた製品やサービスが受ける時代にもなっていくのでしょう。

 

まとめ

以上、コンテンツの短尺化から考える昨今の消費者の傾向でした。

考えるきっかけは、冒頭のツイートにあった中国人との会話でしたが、かなり重要なトレンドだと感じました。

今後は、短尺化を切り口にしたサービス提供に注目していきたいと思います。

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セーシン
現在起業家・元サラリーマン管理職。15年のサラリーマン+副業経験、海外経験、起業経験などを踏まえて、仕事やキャリアに関することを発信しています。