起業・副業・転職

今の仕事を続けるべきか、転職すべきかを迷ったときに考えるたった1つの判断軸

 

私は、大手企業に10年以上勤めていましたが、その間に転職活動を3回しました。結局その3回とも転職することなく、会社に留まるという決断をし、最終的には縁あって転職エージェントを通じてスタートアップに転職することになりました。

そんな私の活動経験から、現職がブラック企業であるとか、家庭の事情を除くと、ビジネスパーソンとして転職すべきかどうかを考える軸はたった1つしかないと思っています、

それは、自分の職務経歴書をより魅力的にできるかという観点です。

この記事で、詳細を解説していきます。

 

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重視しすぎてはいけない判断軸

まずはじめに、あまり重視しすぎてはいけない判断軸を解説します。

 

やりがい

転職理由としてよくあるのが、仕事のやりがいです。

今の仕事にはやりがいを感じられない

私のまわりでも、こういう話をよく聞いたことがありました。

しかし、やりがいを理由に仕事を変わるというのは、私はおすすめしません。それは、次の理由からです。

  • 今の会社でもやりがいを感じる仕事の仕方があるかもしれないから
  • 転職先で必ずしもやりがいを持って仕事ができるとは限らないから
  • そもそも、やりがいという定義自体が曖昧だから

やりがいというのは、往々にしてうまくいっていないことへの言い訳として使われることもあります。

私も仕事がうまくいってないときに、「何かやりがいを感じないなあ」と思ったことはありますが、よくよく考えてみると、自分が仕事をうまくいかせる努力をできていないだけだと気づきました。

仮に転職をできて最初はよかったとしても、成果を出せず、次第にやりがいを失ってしまうことも十分にあり得ます。

また、仕事の内容にやりがいを感じたと思っても、人間関係・職場環境が合わなくて、やりがいを失ってしまうこともあるかもしれません。

それくらい、やりがいというのは曖昧としたものなので、やりがいを判断材料にして転職をするのはおすすめできません。

 

企業の将来性

私は、管理職時代に自分の組織への中途採用候補を何人も面接したことがありますが、その中でこのような理由の人がいました。

現職の会社の将来性に不安を感じる。今のままでは会社の先行きが暗い。

会社の業績に不安があると、自分は今のままで大丈夫なのかと不安になる気持ちはわかります。

一般論として業績が伸びている会社の方が成長機会が多いのも事実です。(詳細は以下記事をご参照ください)

【転職・仕事】キャリアアップの方法 伸びている業界・事業を選ぶべし 先日、ツイッターでこのようなことをつぶやきました。 https://twitter.com/n_spirit2004/st...

 

しかし、会社の業績が不安という理由だけで転職をするのもおすすめしません。

なぜなら、会社の業績に不安を感じても、あなた自身はその中で価値の高い仕事をできる可能性があるなら、無理に転職をする必要がないからです。

今の会社で価値の高い仕事ができていれば、仮に会社が傾いてリストラされることになっても、他の会社で十分にやっていけるでしょう。

例えば、業績の悪い会社だと工場閉鎖業務のような撤退戦をすることがあります。私も経験があって、部下を解雇するなど、気持ちのよいものではなかったです。

しかし,このような撤退戦は誰でも経験できるものではなく、人材市場の中では価値として認められることもあるのです。(実際、人事の中には事業閉鎖のプロみたいな人もいます)

 

これは逆の場合にもいえます。

企業の業績がよいからといって、あなたが積極的に会社に残る理由にもならないのです。

あくまで、会社の業績の良し悪しと、あなたが転職するかしないかは、切り離して考えるようにしましょう。

 

目先の給料の増減

給料は大事な要素です。

しかし、給料だけを基準に判断するのもおすすめはしません。

この場合の給料で判断するべきではないというのは、以下2つの意味合いがあります。

  • 転職先で給料が上がるからと言って、それだけを理由に転職をしない
  • 転職先で給料が下がるからと言って、それだけを理由に現職に残らない

もちろん、給料の場合は限度もあるので、どうしても生活に支障が出るという事情があるならやむを得ませんが、そうでなければ給料の増減をそこまで気にしない方がよいでしょう。

後で書きますが、今の給料よりも、将来的なあなたの市場価値(=将来の給料)の方が、ずっと大事だからです。

 

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自分の職務経歴書が魅力的になるかが判断軸

冒頭に書いたとおり、転職するかどうか迷っている人に対して、私がおすすめしたい判断軸は、

自分の職務経歴書が魅力的になるかどうか

です。

 

私は別の記事で次のようなことを書いています。

いろんなプレゼン資料あるけど、サラリーマンにとって一番大事なプレゼン資料は職務経歴書だよ

職務経歴書を作ることで、自分の立ち位置・市場価値が見え、それを定期的に見直すことで、次に自分は何にチャレンジしようかという目標が見える

これは転職するとかしないとか関係なく必須のことだからね

以下記事が元記事です。

サラリーマンにとって一番大事なプレゼン資料は職務経歴書だ!サラリーマンが作るプレゼン資料には、様々なものがあります。例えば次のようなものです。 お客様への提案資料 経営会議の資料...

 

職務経歴書は、ビジネスパーソンとしての成績表みたいなもので、自分の市場価値を端的に示す書類なのです。

したがって、転職するかどうかを決めるときも、職務経歴書にどのような情報を追加できそうなのか、その結果として職務経歴書がより魅力的なものになるかどうかを判断軸にするべきでしょう。

私は、冒頭に書いたように同じ会社に15年間勤める中で3回転職する機会がありましたが、全て辞退しました。

それは当時の職を続けたときと、転職をしたときで、どちらがより魅力的な職務経歴書になるかを考えた結果として職に留まることにしたからです。

実際に転職機会の後に、海外赴任、グローバル組織のマネジメントなどやってきたので、転職しなかったのは正解だったと思っています。

一方で、その後スタートアップに転職したときも、私の40代が記録される職務経歴書を10年後から見返したときに、どちらが魅力的になるか考え方結果、転職することにしました。

 

スタートアップに転職した話はこちらです

【経験からのまとめ】40代で大企業からベンチャーに転職できた3つの理由 私は、大手メーカーに15年以上勤務し、そのうち課長も5年ほど経験して退職、ベンチャー企業に転職しました。しかも、年収を上げながら...

 

どうしてもやりたいことは優先すべき

ここまで、転職するべきかどうかを決める判断材料を書いてきました。

しかし、私の個人的な意見として、どうしてもやりたいことがあるのであれば、ここに挙げた判断軸とは無関係にやるべきだと思っています。

これも別の記事で書きましたが、70代、80代の人達の後悔として、以下のような調査結果があるからです。

それは、「チャレンジしなかったこと」なんですね。できたかできないかではなく、頑張ったか手を抜いたかでもなく、チャレンジせずに手をこまねいてしまったことを後悔しているんです。

元記事は以下のリンクです。

【40代のうちに知っておくべき】70代・80代が後悔していること 以下の記事で、今後は70歳まで働くことが当たり前になってくると書きました。 https://www.nsspirt-cas...

 

ここからわかるように、人生の最終盤になって後悔することは、何かをやって失敗したことではなく、チャレンジの機会があったのにやらなかったことなのです。

私は、40代になって、ますますこの気持ちがわかるようになってきました。

そうした背景もあって、やりたいことにチャレンジすることは、職務経歴書を磨くこと以上に大事なことだからだと思っているからです。

そして、心底やりたいと思って仕事に取り組めるのであれば、きっと職務経歴書も自然と魅力的なものになるのではないかと考えています。

 

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まとめ

以上、仕事を続けるべきか転職すべきかを迷ったときの判断材料でした。

  • やりがいという曖昧なものには頼らないほうがよい
  • 企業の将来性と自分のことは切り離して考えるべき
  • 目先の給料の増減だけを見ない
  • 職務経歴書を魅力的にできるかが大事な判断材料
  • どうしてもやりたいことがあるなら、判断軸と関係なくチャレンジすべき

私の4回に渡る転職活動経験の中で、役に立った転職サイト・転職エージェントを以下の記事で紹介しています。

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元リーマン管理職+副業歴15年、海外事業・独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 ツイッターアカウントはこちら