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【実体験】アムウェイはやばい?評判は?【副業としてはおすすめできない理由】

 

こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。

先日、ネットを見ていたら、アムウェイという文字が目に飛び込んできました。

アムウェイとは、後に書くネットワークビジネスを運営する会社です。

昔、アムウェイをやっている人達と絡んだことがあったので、「久しぶりにその名前を聞いたなあ」という懐かしさがありました。

私は、これまでにもいくつか副業をおすすめしていますが、アムウェイを副業にするのは全くおすすめできません。

その理由を過去の実体験やネット上での評判とともに解説していきます。

 

アムウェイの仕組み

アムウェイは、世界で1兆円近くの売上を誇るグローバル企業で、日本でもかつては売上2000億円を超えていた大企業です。(会社ホームページによると、2016年度の売上高は約1000億円になっていました。)

主な販売製品に、調理器具、日用品、健康食品などがあります。

アムウェイはMLM(マルチレーベルマーケティング)という手法で、その販売網を拡大してきた会社です。(MLMのことをネットワークビジネスとも言います)

通常の企業では、企業が雇用した社員が商品を販売しますが、MLMでは企業が個人とディストリビューター契約を結んで、ディストリビューターに販売代理店機能を担ってもらいます。

ディストリビューターは、以下の方法で収入を得ることができます。

  • アムウェイから購入した商品を第三者に再販売する
  • 第三者をアムウェイのディストリビューターに勧誘し、勧誘した人から発生した売上の中からロイヤリティが分配される

アムウェイの経営システムが優れているのは、自前で営業組織を持つことなく一般消費者を消費者兼ディストリビューターにすることで、売上に対する歩合制で報酬を支払うことができるところです。

つまり、販売員の固定費を抱えずに商品を販売できるのです。

ディストリビューターには、自分と自分を通じてアムウェイのディストリビューターになった人達の総売上から、ピンレベルというものがつきます。

以下に主要なピンレベル別の収入目安を抜粋しましたが、上位クラスになると年収は億を超えます。

DD(ダイレクトディストリビューター):200~400万円
F(ファウンダース)DD:400~500万円
S(サファイア)DD:600~800万円
Em(エメラルド)DD:800~1200万円
D(ダイヤモンド)DD:1200~2500万円
EXD(エグゼクティブダイヤモンド)DD:3000万円~
WD(ダブルダイヤモンド)DD:5000万円~
CA(クラウンアンバサダー)DD:1億円~

アムウェイのピンレベル別の年収目安【収入】より抜粋

改めてみると航空会社のマイレージ上級会員みたな名前ですね(笑)。

アムウェイのディストリビューターになった人は、まずDD(ダイレクトディストリビューター)を目指して活動します。

そして、エメラルドDDやダイヤモンドDD)になると、皆から羨望の眼差しで見られるようになっていきます。

さらに、億を超えている人達は神のように崇められます。

しかし、このようにピンレベルが上がるほど多くのお金をもらえる報酬システムが、後に書く様々な弊害・歪みを生み出すのです。

 

アムウェイのよいところ

私がアムウェイに出会ったのは15年前で、知り合いに紹介されました。

現在でもネットの情報を見てみると、当時とは勧誘方法の違いは多少あるものの、本筋は変わっていないようなので、15年前に体験したことをベースに書いていきます。

後でたくさん問題点を書きますので、まずはよいところを書いていきます(笑)。

 

製品の品質は悪くない

アムウェイが取り扱っている製品をいくつか自分で買って確かめた限りでは、どれも悪くない印象でした。

あえて悪くないと書いているのは、そもそもの末端価格が他社の同じカテゴリーの商品に比べて高いからです。

日用品、雑貨、健康食品としては、マツキヨなどで売られているものに比べると、かなり高めの値段設定になっています。

したがって、極端にコスパがよいわけではなく、値段相応の品質だと思っています。

 

頑張って一定の収入まで到達すると後が楽になる

先ほどのような報酬システムなので、自分が勧誘したディストリビューターの数が増えて、売上が増えると楽になっていきます。(アムウェイでは、例えばAさんの紹介により加入した以降のディストリビューター達のことをA系列と言っていました)

見ていた限りだとDDになるまでは相当大変で、先ほど書いたエメラルドDDやダイヤモンドDDくらいなると、随分楽な運営になる感じがしました。

そして、その上の領域に上り詰めていくと、ほとんど日々の販売活動をしなくなります。

かわりに、優雅で時間の自由を謳歌している生活を新規加入してくるディストリビューター達に見せる(見せびらかす?)のが仕事になります。

つまり、あなたも頑張れば、このように自由になれるよと訴えるわけです。

 

アムウェイの問題点(勧誘方法など)

ここからがアムウェイの問題点です。

大きく5つあります。

 

友達付き合いがなくなる

多くの人はディストリビューターになると、自分の友達・知り合いからビジネスを広げていく必要があります。

友達を多く勧誘してディストリビューターになってもらい、彼ら彼女らがより多くの商品を売ってくれれば、自分もピンレベルが上がり、収入が上がっていくことになります。

しかし、今までの友達付き合いが、いきなり利害関係の絡むビジネスパートナーになるという構図なので、友達の側も、大抵は拒否反応を示します。

しかし、お金がかかっていると、そこで無理にでも勧誘してしまうケースも出てきます。

そして、多くの友達や知り合いとは、そのまま縁が切れてしまうことになります。

ちなみに、私も当時アムウェイを紹介してきた知人とは、それ以降一度も会っていません。

 

多様性のない排他的な集団になる

私は、アムウェイで億単位を稼いでいる人の講演、商品デモンストレーションなど、アムウェイの集まりに数回足を運びましたが、率直に言ってものすごく多様性に欠ける集団に見えました。

例えば、億単位で稼いでいる人が、自分は苦労してアムウェイをやって、今はこんなに多くのお金をもらって、優雅な暮らしをしているという話をしてきます。

そういう人を少しでも否定するような発言をしようものなら大変なことになります。

「ただの嫉妬だ」とか、「否定的すぎる」など、まわりの人達から総攻撃に会います。

そして、アムウェイの商品やディストリビューター達の(やや強引な)やり方に疑問を呈すると、猛烈な勢いで全否定の反論を受けます。

「難癖をつけているだけだ」と言わんばかりの反応です(表向きは努めて冷静に話をしてくれますが)。

彼らは、自分たちの信じるもの(アムウェイという会社そのもの、商品、やり方、神格化されたトップディストリビューター達)に対する批判はおろか、疑問を受け入れることすらありませんでした。

少なくとも私の会った人の中で、「確かにそういう視点もあるよね」と言った人は1人もいませんでした。

 

猛烈なヒエラルキーが存在する

アムウェイの製品デモンストレーションをする集まりに参加してもう1つわかったことが、猛烈なヒエラルキーが存在することです。

例えば、次のようなAさんの系列があるとします。

Aさん ⇒ Bさん ⇒ Cさん ⇒ Dさん

こうなると、DさんはAさんやBさんの言いなりです。

私が見る限り、職場の上司・部下よりも過酷でした。

考えてみたら当たり前で、Dさんの頑張りはAさんの収入になるので、Aさんにとっては一生懸命Dさんの尻を叩いて少しでもメンバーを勧誘させたいのです。

Dさんとしても、成功しているAさんを活用して少しでも販売を獲得したいので、Aさんには頭が上がらなくなります。

私がこの関係の問題点だと思うのは、DさんがAさんを抜くことはほぼあり得ないことです。

つまり、一旦Aさん系列に入ると、アムウェイのビジネスをやっている限り、AさんはDさんの上に君臨し続けるのです。

会社の上下関係なら、昔の上司が部下になるという下剋上はよくありますが、アムウェイではそれがまずありません。

勧誘するときに、権利収入で自由な働き方ができるという謳い文句で誘ってくるのですが、実際は会社員以上に猛烈なヒエラルキーが存在する集団だったのです。

 

崇高な理念と目先の利益追求のギャップが激しい

アムウェイ自体は、様々な社会貢献活動をしている会社で、事業で得た利益を東北の震災復興支援にも使っています。

また商品の材料にもこだわり持っていて、先ほど書いたとおり価格なりによいものを作っています。

しかし、そうした崇高な理念と、上記のような現場で起こっていることの間にあるギャップがあまりにも大きかったです。

  • 崇高な理念を語る会社
  • 裕福さをひたすらアピールするカリスマディストリビューター
  • 排他性が強く、強固なヒエラルキーを持った閉鎖的集団

この3つのアンバランスさは、客観的に見てとても滑稽に見えました。

あるディストリビューターが口では崇高な理念を語っておきながら、目先の売上が入ることがわかって満面の笑顔を見せたときのことは今でも忘れられません。

アムウェイのディストリビューターになるということは、外界には出られないアムウェイ村に入ることを意味するのだと、そのときに感じました。

 

ビジネスパーソンとして成長できない

アムウェイをやっても、ビジネスパーソンとして成長できる余地が限られているとも感じました。

仮にアムウェイで成功できる人脈とスキルがあったとしても、まわりの印象が悪すぎてその実績をアムウェイの集団以外でその実績を売り込んだり、活用したりすることができません。

(その当時ですら思いましたが)今からアムウェイをやって成功できるくらいの素晴らしい営業能力があるなら、他のビジネスにその素晴らしい能力を使った方がよいというのが私の意見です。

もし、どうしてもやるというなら、アムウェイ村から出てこないくらいのつもりで、腹を括って取り組む必要があるのでしょう。

 

アムウェイに対するネット上の評判

ネットで少し調べるだけでも、アムウェイに関する評判がいくつか出てきます。

商品デモだけでなく、勧誘のマニュアルもケース別に用意されているようです。

私が何度かデモを見たときも、別々の人から同じ説明を受けましたし、系列の人が下の人にセールストークを指導している場面も見ました。

 

まとめ

以上が私の体験談からのアムウェイの考察です。

現在は内情を詳しく知らないので、あくまで推測ではありますが、上位層のディストリビューターは15年前から変わっていなくて、下位層のディストリビューターが毎年入れ替わっているイメージではないでしょうか。

会社ホームページで発表しているディストリビューターの数が、ここ数年変わっていないことからもそのように推測できます。

上位のピンレベルになって一生働かなくても困らないお金を稼いだ人達は安泰でしょう。

しかし、これから新たに入る人達は相当ハードな世界だと思います。

文中に書いたとおり、そのようなハードな状況を乗り越える覚悟を持てるのであれば、別のことにその力を向けたほうがよいというのが私の結論です。

この体験談がみなさんの参考になれば幸いです。

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セーシン
40代で会社を辞めてフリーランスになり、コンサルや顧問業務を受託。仕事で成果を出すための「知識・知恵」などをこのブログにまとめています。 ツイッターアカウントはこちら
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