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【カイジの名シーンから学ぶ】ビジネスパーソン5つの突破力

 

私が好きな漫画のひとつに「カイジ」があります。

借金を抱えながら堕落した生活を送っていた主人公の伊藤開司(いとうかいじ)が、借金を返すために過酷な勝負に挑んでいく物語です。

勝負をしていく中で、手練手管の相手に何度も騙されて窮地に陥りながらも、必勝の手をひねり出しながら逆転していく。

そんな手に汗握る展開が魅力の漫画です。

このカイジで描かれる名言・名シーンの中には、ビジネスパーソンとしても大変参考になる描写がいくつもあります。

この記事では、「賭博黙示録カイジ」、「賭博破戒録カイジ」の中に出てきた名言・名シーンから、ビジネスパーソンにも参考になる「困難な状況からの突破力」を5つ紹介していきます。

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突破力1:自分の頭で考える力

カイジは物語中、何度か他人の決定に身を委ねる、または運否天賦(うんぴてんぷ)に身を任せて敗北するシーンがあります。

その都度、カイジの頭によぎるのが、「なぜ自分の頭で考えずに、相手(または天)に委ねてしまったのか」という反省です。

カイジは、借金を返済するためにエスポワール(船)で限定ジャンケンという勝負をすることになりました。そこで会った船井からお互い労せずにゲームをクリアしようと談合を持ちかけれます。

ところが、最終的には船井に騙されて、ゲーム開始早々から窮地に立たされてしまいます。

その後にカイジが反省するのが以下のシーンです。

なぜ、他人にその行く末を委ねちまったんだ・・・

カイジは今までの人生でも他人に身を委ね、自分で主体的に意思決定こなかったことを猛烈に反省。

これ以降、カイジはあらゆる局面で自分の頭で考え勝ちを手繰り寄せるようになっていきます。

会社が言ったからやっている。

上司が言ったからやっている。

世間の常識に従ってやっている。

このように自分で考えることを放棄して相手に委ねる思考になっていないか。

一度自分の思考を振り返ってみてもよいでしょう。

なお、このブログでは、自分の頭で考える方法をこちらの記事にも書いています。

【自分で考える力を伸ばす】持っている知識と情報を上手に加工することが大事 このような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。 私も、若いときに自分で考えろと言われ、そもそも何から考えればよ...

 

突破力2:必勝パターンを見い出す力

他人に身を任せる愚かさを自覚して、自分の頭を使って考えることを徹底するカイジ。

どのような悲観的な状況に陥っても、考えることを放棄せずに論理、心理、情理などから必勝パターンを導こうとします。

エスポワールの限定ジャンケンで窮地に陥った後に、ゲームの特徴、人の行動特性に注目して、勝機を見い出す瞬間です。

カイジは、絶対に負けが許されない状況になったところから、必勝パターンがある勝負、つまり負けない戦いだけをやるようになっていきます。

以下のシーンは、Eカードという心理戦を使ったカードゲームで利根川と対峙しているときのカイジです。

最初は単なる運勝負のゲームだと思っていたのが、実際はそうではなく、相手には必勝法(イカサマ)が存在していました。

それに気づいたカイジは、相手の必勝法を逆用して勝つことを考えます。

今の仕事を漫然とやっていないか?

日々ゴールまでの道筋を描いて行動できているか?

常に必勝パターンを探ろうとするカイジの姿勢は、日々の仕事のゴールを見直す大事さを教えてくれます。

 

突破力3:布石をうち、タイミングを測る辛抱強さ

カイジは必勝パターンを考えついたからといって、安易にそれを実行には移しません。

必勝パターンがあることを相手に悟られないように、相手と駆け引きしながら、あくまで自然の流れの中で勝負を仕掛けているように見せます。

そこには、相手を観察し、相手の状況・心理を深く理解できるカイジの優れた洞察力が背景にあります。

限定ジャンケンのエスポワールでは、対戦相手を選んで勝負に引き込む駆け引きも要求される中、演技も交えながら巧みに相手を勝負の土俵に誘い込みます。

だからもう騒ぐな、取り逃したくない、安心しろ2連勝だよ

地下深くの工事現場に追いやられたときも、班長とのサイコロ勝負に必勝パターンを見つけ出します。

しかし、決して焦ること無く、様々な布石を打ちながら、相手を勝負に引きずり込むための土台固めをしていきます。

特に用心深い相手に対しては、相手にスキができるまで辛抱強く待って、スキができた瞬間に一撃必殺で致命的なダメージを与えて相手を仕留めます。

オレが欲しかったのはこの空気さ。いくらこっちの理が通っていても、心情的にみんなが味方してくれなきゃ、こうはいかねえ。

勝ちパターンが見つかったからといって、急いで行動に移すと、全てが台無しになるかもしれません。

仕事でも綿密な根回しを重ねて、ここぞというところで一気に押すというタイミングが要求されることがあります。

根回しについては、こちらの記事も参考になります。

上手な根回しとは【経験から学んだ方法・やり方】 こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。 みなさん、仕事の中で根回しというとどのようなイメージをお持ちでし...

 

突破力4:仲間を巻き込むリーダーシップ

カイジは物語中に何度も窮地に立たされますが、そのたびに仲間を募って共同戦線を張って戦いを挑みます。

カイジの優れているところは、単に馴れ合いの仲間を相手を引き込むのではなく、あくまで自分と利害関係を一致できる相手を見つけるところです。

ここでも押し引きの巧みな交渉をして、協力相手が共闘するメリットを説き、仲間へと引き入れていきます。

エスポワールでは、カイジは開始早々に談合を持ちかけきた船井の裏切りにより窮地に陥りますが、カイジと同じように勝ち上がりがほぼ不可能になった2人を仲間に引き込んで団体で勝つという解決策を見出します。

そのときに、相手からの信頼を勝ち得るために、あえて自分だけの利を考えていないということを言動で表明していきます。

これから先は一人一人って考えは捨てろ

途中経過なんてどうでもいい

地下工事現場でも、複数人で団結して大きく勝とうと考えたカイジは、同じような境遇にいる人達を束ねて仲間にしていきます。

このときは戦略の肝を仲間に伝えないことで、仲間の反応すらも相手の警戒心を解くための道具にしてしまう狡猾さ持ち合わせています。

難攻不落のパチンコ台「沼」を攻略するときには、かつての敵でもあった遠藤を仲間に誘います。

ここでも、カイジと遠藤との間にある利害の一致点を見い出し、説得することに成功します。

宝話、それは同じはずだ、遠藤さんも

カイジは仲間にした人間からの信頼を得るために、情理に基づいて利他的に行動しますが、そこを付け入られて裏切られるケースも何度かあります。

例えば、エスポワールでは一生懸命面倒を見て一緒に脱出できるようになった田畑と安藤からの裏切りにあってしまいます。

しかし、カイジの利他的な行動があったからこそ幾多の逆転勝ちもできたと考えると、カイジの行動があながち間違いだとは言い切れないでしょう。

チームを形成するときに情理だけで動かそうとするのは下策。

ビジネスである以上は、相手との利害が一致して初めて共闘できます。

相手の視点から見えている景色を巧みに利用するカイジの交渉力は、ビジネスパーソンの交渉事でも大いに参考になるでしょう。

 

突破力5:最後まで諦めない姿勢

カイジは物語中に、何度も勝つことが極めて難しい状況に陥ります。

しかし、それでも勝ちへの執念から諦めることなく、解決策を見出していきます。

エスポワールの限定ジャンケンでは、残り時間わずかで3人とも配色濃厚という状況の中で、諦めずに考え抜いて必勝法を見出します。

同じエスポワールの最終盤では、仲間の裏切りに合い、丸裸で別室に隔離される(=そのまま強制労働送り)という絶望的な状況になります。

しかし、ここでも必死に解決策を見出して、別室から外に出ることに成功します。

利根川とのEカードの対戦では、相手が必勝法を持っている絶望的な状況の中でも、必死に必勝法を見つけ出そうとします。

そして、相手の必勝法を逆手にとる方法を考えつきます。

仕事をしていても、もうダメと思える場面が何度か出てきます。

「もうこれ以上は耐えられない」、「もう解決策はない」。

しかし、そうした状況でも、必死になって考え抜くことで、解決の糸口を手繰り寄せることができる。

カイジは最後まで諦めない姿勢の重要さを教えてくれています。

 

まとめ

以上、5点がカイジの名言・名シーンから学べるビジネスパーソンの突破力でした。

最後に5つのポイントを再度まとめました。

  • 自分の頭で考えること(他人や運任せにしない)
  • 必勝パターンを考え抜く力(負ける戦いをしない)
  • 布石をうち、タイミングを測る重要さ(いきなり勝負しない)
  • 仲間を巻き込むリーダーシップ(利害関係を上手に利用し、ときに利他的に奉仕する)
  • 最後まで諦めない姿勢(腐らない)

 

まだ、カイジを読んだことない方、もう一度読み直してみようと思う方は、こちらからどうぞ。

 

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セーシン
元サラリーリーマン管理職。新規事業、海外駐在などを経験。現在は独立して会社経営。サラリーマン時代に15年の副業歴。 ツイッターアカウントはこちら

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