キャリア形成・プラン

安定した仕事など無いと思ったほうがよい【変わり続けることが安定の条件】

 

安定した仕事につきたい

このように考える人が昔も今もいます。ここでいう安定とは、以下のようなことが当てはまる仕事です。

  • 雇用が保証されている
  • 給料が大きく下がらない
  • 会社が簡単に潰れない

 

しかし、これからビジネスパーソンとして生きていくのであれば、安定した仕事というのは考えない方がよいと思っています。

安定した仕事につけば、人生設計もしやすいし、ストレスもかからないでしょ?

そう思う気持ちはわかります。

そこで、この記事では、なぜ安定した仕事は無いと考えるべきなのか?かわりにどのように考えるべきなのか?を解説していきます。

 

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安定した仕事は無いと考えるべき理由

なぜ安定した仕事は無いと考えるべきなのでしょうか。その理由を2つ挙げていきます。

 

これからは変化なくして安定はない

これからは変化なくして安定はあり得ません。

昔であれば、22歳で会社に入って60歳で定年になるまで、求められるスキルに大きな変化もなく、積み重ねたスキルで会社人生を大過なく過ごすができたでしょう。

しかし、これからは違います。

まず、22歳から定年の60歳までの38年間で、求められるスキルが変化しないことはあり得ないからです。すでに直近の10年を見ただけでも、スマートフォンの台頭、動画コンテンツの台頭、キャッシュレスの促進など、生活の在り方を変える大きな変化が生まれています。

それなのに、38年間で仕事に求められる能力が変わらないとは、とても考えられません。

もうひとつは、そもそも定年が60歳だとしても、60才以降も働く必要があるからです。人生100年時代における60歳というのは、昔の寿命で考えると40代です。

今後は80歳になっても元気に働く時代(もしくは働かなくてはならない時代)がやってくることでしょう。

そのあたりは、以下の記事で紹介している本にも書かれています。

「市場で稼ぐ力」をつける重要性 「未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる」より私はブログでは、再三にわたり40歳前後での働き方に対する提言を書いていますが、今回も一冊の本を題材に本の内容を引用しながら、提案を書いて...
40代で能力の棚卸しをせよ「40歳からの会社に頼らない働き方」書評・要約 このブログでは、一貫して「人生100年時代」と言われる長寿命化に伴い70~80歳くらいまで働くのは当然の時代がやってくると主張し...

 

安定した会社にいる従業員はより不安定になる

世の中が大きく変化をすると、会社も大きく変化していく必要があります。それが会社が安定するための絶対条件です。

実際に、今でも生き残っている老舗企業というのは、その業態を時代にあわせて大きく変えてきています。典型的なのがIBMで、パソコンの会社だったIBMはパソコンを部門を売り払って、今やITソリューションを提供する会社へと変貌を遂げています。

こういう会社は安定して業績を伸ばしていくでしょうが、変化の過程で多くの従業員はリストラされていきます。昔のやり方でしか成果を出せない従業員は必要なくなるのです。

そう考えると、現時点では安定していると思われる有名な会社、堅実に見える会社に入っても、その会社が将来に渡って個人の安定を保証できないと考えるのが自然です。

むしろ個人の安定がある=会社が変われていないということなので、会社とともに時代の変化に乗り遅れて共倒れする可能性もあります。

つまり、企業の安定というのは、従業員の不安定を意味するかもしれないのです。

 

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安定に必要なことは学びと実践の継続

このように考えてくると、常に環境適応できている人だけが、安定を手に入れることができるということです。

じゃあ、環境に適応するためには、どうする必要があるの?

それは、学びと実践の継続です。

学びというのは、知識やスキルの習得を意味します。

しかし、それらをただ学んでわかった気になっただけでは意味がないので、実践をする必要があります。実践をすることによって、知識やスキルが血肉となり、自分の力になるからです。

そして、単発でそれをやっても意味がないので、継続的にやっていくことが重要です。学びと実践は1日、2日で効果が出るものではなく、一つのことに最低でも3ヶ月、長いと3年くらいはかかるものです。

 

多くの人は学ばないし、学んでも実践しない

ずっと、学びと実践を続けるのは大変ですね。。。

そうです。

ずっと、学びと実践を続けるのは本当に大変です。

しかし、大変だからこそ一歩踏み出して行動し、行動し続ける価値もありますし、大変だからこそやる人が少ないのです。

この行動する人、継続する人について、様々な説がありますが、「インベスターZ」に出てくる場面を引用すると、以下のようになります。

100人の人が思いついたとしても、行動するのはそのうちのたった1人

そして、100人の人が行動したとしても、行動し続けられるのはそのうちのたった1人

つまり1万人のうち1人しか「やり続ける」人間はいない

インベスターZ(21)より引用

これは変化に合わせて学び続ければ、10000人に1人の存在になれることを意味していますし、だからこそ安定して仕事を獲得できるということになるのでしょう。

 

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安定のために学ぶべきこと

学ぶべきことについては、このブログでもいくつか取り上げています。

例えば、以下の記事では、社会人が最低限勉強すべき領域として次の4つを挙げています。

  • ビジネスの基礎知識
  • 深く、広い専門性
  • 論理思考力、表現力
  • コミュニケーション能力

 

【おすすめ】デキる社会人になるために勉強すべき4つのこと 私のまわりの若手のサラリーマン人で、 「もっと成長したいのだけど、何を勉強してよいかわからない」 「会社では一生懸命...

 

ここに挙げたものは、時代が変化しても普遍的に安定して活用できるものが多くあります。

この他にも安定して活用できる余地があるのが英語です。

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英語に関しては、自動翻訳などの技術の発展もあります。

しかし、世界の中心が英語で構成されていて、多くの人が英語話者を目指している現状では、少なくとも日本語よりは普遍的に活用できる余地が大きい言語なので、学んでおくべき言語でしょう。

さらには、時代をトレンドや少し先取りした技術についての理解度を深めることも大事です。例えば、以下のようなものがあります。()内は最近の例です。

  • 新しいビジネスモデル(サブスクリプション、D2Cなど)
  • 新しい考え方(働き方改革)
  • 最新の技術(IoTやブロックチェーンなど)

 

このようなことは、仮に自分の業界とは異なる業界で、今すぐ関係ないことだとしても、世の中の変化は業界を超えてシームレスに訪れるので、知識を仕入れておくべきです。

【5分でわかる】サブスクリプションモデルとは 事例・ポイント・課題 先日の記事で、マーケティングとはモノ売りではなくコト売りだという記事を書きました。 https://www.nsspirt...
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そして、先ほど書いたように、単に学ぶだけでなく実践することが大事です。

ビジネススキルや英語であれば、それらを仕事の中で使うべきでしょう。新しいビジネスモデルや考え方などは、自分の業界に当てはめたときに、何が起こりそうか?と思考実験するだけでも大きな示唆が得られます。

このように様々なことを学び、実践を継続することで、先ほど書いたような10000人に1人の存在となり、超安定的に仕事ができる人材になっていくのです。

安定した仕事に就くことを目指すのではなく、安定した人材になることを目指すべきなのです。

私が15年勤めた大企業をやめて、転職し、起業した理由は、学びと実践を続けることにより、さらに高度な安定人材を目指すためです。

大企業だと当面の安定は確保できますが、将来のことはわかりません。しかし、あえて厳しい道を歩むことで、人生100年時代をトータルで見たときに大きな安定になって返ってくるだろうと考えました。

 

まとめ

以上が、安定した仕事に関する私の見解でした。

  • 安定した仕事はないと考えるべき
  • これからは変化なくして安定はない
  • 会社の安定は、従業員の不安定を意味する
  • 安定のために大事なのは、学びの実践と継続である
  • 多くの人は、学ばないし、学んでも実践しないからチャンスがある
  • 安定のために学び、実践することは、ビジネスの知識やスキル・英語力などの普遍的なものと、最新のトレンドや技術など時代の変化にあわせたものの両方
  • 安定した仕事に就くことを目指すのではなく、安定した人材(=変化に適応できる)人材になることを目指すべき

なお、会社にいても新しい学びや実践がないと感じ始めたら、会社を離れる時期かもしれません。

すぐに転職する意思はなくても、転職サイトには登録だけして、新たなチャンスを見つける準備をしておきましょう。転職カードを持っておけば、かえって今の会社で思い切って仕事ができるようになるかもしれません。

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元リーマン管理職+副業歴15年、海外事業・独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 ツイッターアカウントはこちら