こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。
このブログでは、UberやGrabなどのライドシェアアプリの使い方を紹介していますが、中国にもライドシェアアプリがあります。
その最大手がDiDi(滴滴出行)です。
この記事では、そのDiDi(滴滴出行)のアプリの使い方を説明します。
DiDi(滴滴出行)の利点

DiDiの利点は、UberやGrab同様に大きく以下の2つです。
DiDiの利点
- 目的地を入力すれば、ナビがドライバーを案内してくれるので、運転手との会話が不要(中国のタクシードライバーは、中国語以外話しません。)
- ボッタクリの心配がない。
特に中国はタクシードライバーで中国語以外の言語ができる人はまずいません。
そのため、中国語を話せないとタクシーの利用は困難を極めます。
日本人だと住所を見せたり、筆談したりという手もあって、有名な場所だと通じることもありますが、少しマイナーな住所になると運転手がわからないこともあります。
しかし、DiDiであればアプリのナビと連動しているので、運転手が目的地の場所を正確に知らなくても、ナビの案内により到達することができます。
中国語の都市部のタクシーでボッタクリに会うケースはほとんどありませんが、DIDIであればボッタクリの心配をする必要がなくなります。
DiDi(滴滴出行)アプリの使い方
アプリの使い方を紹介していきます。
アプリをダウンロードする
まず始めにDiDiのアプリをダウンロードしましょう。
アプリは2種類ありますが、こちらの中国で使えるGreater China版を選びましょう。


クレジットカードを事前に登録する
アプリに情報を登録する必要があります。
まず名前と電話番号を入力します。
その後に、クレジットカードの事前登録をします。
メニューの中から上から二番目の項目を選びます。
(銭包は中国語で財布を意味します)

次に国際クレジットカードの項目を選びます。
1番目の項目です。
ここで、VISAやAMEXなどを登録することができます。
(私はVISAを登録しています)

クレジットカードの登録ができると、このようになります。
中国語で已開通と書かれていますが、登録が完了できたことを意味しています。

行き先を入力して車を選ぶ
ここまでできれば、後は現地で使うだけです。
DiDiアプリを開いて、目的地を入力しましょう。
以下の画面で赤丸で囲んだところに行き先を入れます。
(※このスクショは東京で撮ったものです)

目的地は英語でも中国語でもどちらでもOKです。
英語で入力すると、それに該当する場所が中国語でも出てきます。
事前に自分の行き先が中国語でどのように表記されるのかを調べておけば間違いありません。
車の到着を待つ
行き先を入力して車を選んだら、車の到着を待ちます。
このように車が今どこを走って向かってきているかが、アプリ上でわかるようになっています。

到着した車に乗り込み目的地まで行く
DiDiで手配した車と同じ車種・ナンバーの車が到着したら乗り込んで目的地に向かいます。
ドライバーを評価する
目的地に到着したら下車して完了です。

DiDiの領収書の出し方
領収書を出すときは、全て中国語なので、少し戸惑うかもしれませんが、難しくないので大丈夫です。
まずメニュー画面から一番上の項目を選びます。

そうすると、過去の乗車履歴の一番が出てくるので、適当なものを選びます。
選ぶと、このように過去の乗車履歴がわかるので、この画面で赤い丸で囲った「開発票」というものを選びます。

選択すると、再び過去の乗車一覧が出てきます。
黒塗りしているところには、乗車した場所と下車した場所が表示されています。(すいません、個人情報なので、黒塗りにしています。)
選択したら、一番した「下一歩」というボタンを押します。

ボタンを押すと、このような画面になるので、領収書の題名とメールアドレスを入れます。
入れたら、「提交」というボタンを押して完了です。

指定したメールアドレスにPDFで領収書が届きます。
DiDiを実際に使ってみた感想
私は頻繁に中国出張していますが、DiDiは本当に快適です。
中国語が多少できる私でも、タクシーの運転手に行き先を伝えて、わからないときには説明して、ときに発音が通じなく何度も言い直して、というのはストレスに感じていたので、車移動のときはDiDi一択です。
DiDiのネット上での評判
実際にDiDiを中国で使った方々の感想です。
https://twitter.com/SHKIN_88/statuses/991137436288733184?s=20
深玔の感想1
・mobikeは噂通り便利。16円/30分
・中国版Uberのdidiも快適。全国タクシーより使いやすい
・WeChat Payは中国の銀行のアカウントがないと現状利用不可
・QR決済が主流すぎてクレカ使えないって聞いてたが、ぼちぼち使えた
・現金使ったら嫌がられる笑われると聞いてたが、それはなかった— KITAKUNI (@kiiita) June 11, 2018
海外で便利なWIFI+充電用コード・変換プラグ
中国でDiDi(滴滴出行)を使うには、当然スマホがネットワークに繋がっている必要があります。
しかし、日本の携帯電話会社のローミングサービスだと、1日1,500円程度かかり料金が高くなってしまいがちです。
そこでおすめしたいのが、日本の出発空港で手軽にWIFIルーターを受け取れるイモトのWiFiです。自宅への郵送も可能です。
中国の4G回線だと、1,280円/日からWIFIルーターをレンタルすることができます。
▼▼公式サイトからレンタルする▼▼
一方で、渡航頻度が多くなりそうな方には、SIMフリーWIFIルーター+SIMカードをおすすめしています。
(写真は実際に私が使っている中国渡航時のセットです)

このWIFIルーターは面倒な設定なく、SIMカードを挿入するだけで現地ですぐに使うことができます。
SIMカードは、8日間使用できて約900円なので、今後すでに5回以上の渡航を予定しているなら、WIFIルーター+SIMカードの組み合わせの方がお得になります。
ルーターのバッテリー容量も大きく丸1日電源ONにしていても電池が無くなることがないどころか、スマホの充電用バッテリーとして使うこともできる優れものです。
▼▼中国でおすすめのルーター+SIMカード▼▼
WIFIルーター自体は、対象国のSIMカードを利用すれば、他の国でも使うことができます。
モバイルルーターの詳細記事はこちらです。

また、中国では日本とコンセント形状が異なるので、変換プラグを持っていきましょう。
ホテルで電子機器を充電するのに延長コードがあると便利なので、以下のように延長コード+変換プラグという形で持っていくことをおすすめします。
そんなときに役立つのが延長コードです。
以下の商品なら主要な世界のプラグ形状に対応できるので、出張先のホテルでも大変便利です。
私は、出張用のキャリーバッグに、この延長コードを常備しています。延長コードは国内出張でもそのまま使うこともできます。
なお、海外の電圧やコンセント形状については、以下の記事に詳細をまとめています。

まとめ
以上が中国版Uber「DiDi」の使い方でした。
- 中国で街中を移動するならタクシーよりもDiDiが便利。DiDiならドライバーと会話することなく、目的地まで自動的に運んでくれる。
- DiDiは国際クレジットカードにも対応している。
- 使い方は簡単。行き先を入れて、車を呼び出すだけ。
- 領収書の発行もできるので、会社の経費として精算可能。
中国出張に関するお役立ち情報を以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。

海外出張全般に関するお役立ち準備情報をまとめた記事もあります。

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