出張に役立つ情報

【2022年版】中国で使えるアプリと使えないアプリ一覧【検証結果】

中国で使えるアプリと使えないアプリ一覧【検証結果】

 

中国では、Microsoft系のアプリは使えても、Google系のアプリやTwitter、LineなどのSNSは規制されていて使えません。

一方で、中国には中国人がよく使うWechatやWeiboなどのアプリがあります。

実際に中国ではどのサイト・アプリが使えて、どのサイト・サプリが使えないの?

中国でも、日本に居るときと同じようにアプリを使うにはどうしたよいの?

このような疑問を持っている方に向けて、中国と頻繁にビジネスをしている私の実体験から、中国で使えないアプリと使えるアプリ、使えないアプリを使えるようにする方法について解説していきます。

関連記事:中国出張で必須の持ち物・サービス【60回以上の出張経験からのおすすめ】

 

日本で使えるのに中国では使えないアプリ

まず日本で一般的に使えるサイト・アプリの中で、中国では使えないものを紹介します。

ネット検閲により中国では使えないアプリ

  • Line
  • Facebook
  • InstaGram
  • Twitter
  • Google (Gmail、検索エンジン、Google Driveを含むGoogleのサービス全般NGです)
  • YAHOO検索
  • Amazon Japan(接続できることもありますが、接続が不安定です)
  • Dropbox
  • Youtube
  • その他の動画サービス(Netflix、Hulu、U-NEXT、FODなど)

このように、日本人がよく使うサイトやアプリはことごとくNGです。

これらのアプリは、すでに中国国内で代替アプリもあるので(後ほど詳細を説明します)、将来に渡ってずっと使えないと思っておくのがよいでしょう。

 

日本でも中国でも使えるアプリ

次に日本でも中国でも使えるサイト・アプリです。

日本でも中国でも使えるアプリ

  • 電話番号によるテキストメッセージ
  • マイクロソフト関連のサービス(Outlook、Bing、One Drive、Teamsなど)
  • Skype(使えるケースと使えないケースが混在しています)
  • YAHOOメール
  • Zoom
  • Slack(ただし、アンドロイドユーザーはスマホアプリがストアに表示されないため、スマホアプリのダウンロードができません)
  • WebEx
  • Trello

中国では使えないメッセージアプリは多数ありますが、スマートフォンにデフォルトで入っているテキストメッセージのアプリは問題なく使えます。

一方、ビジネスツールとしては、OUTLOOKなどのマイクロソフト系は問題なく、One DriveやTeamsも含めて中国でも快適に使えます。

ビデオ会議ツールだと、Teams以外にはZOOMやWebEXも問題ありません。

実際に私は毎週のように中国との会議でZOOMを使っていますが、問題なく使用できています。

公式サイトに掲載されている「中国でZoomミーティングは使えますか?」という質問に対しても

中国でZoomは利用可能です。

中国・日本間でのZoomミーティングの利用実績があります。

公式サイトより

と明確に書かれています。

また、コミュニケーションツールのSlackや、Trelloなども使えることを確認しています。

ただし、中国で注意が必要なのは、今は使えるアプリでも、将来使えなくなる可能性があることです。

そのため、常にどのアプリが使えるのか?最新の情報を仕入れておく必要があります。

中国の地域によってZOOMの回線が不安定なところがあるようです。また、会議はできますが、中国から新規にアカウント登録する際には、VPNが必要なケースがあるようです。 関連記事:中国で使えるおすすめVPN

 

中国人がよく使うアプリ

ここまで解説してきたように、日本で使われているサービスで、中国でも使えるサービスはいくつかあります。

しかし、中国にいる人と連絡をとるときは、中国人がよく使うサイト・アプリを使った方が圧倒的に便利です。

中国の人がよく使うのは、以下のようなサービスです。

中国人がよく使う中国のアプリ

  • Wechat(中国版Line)
  • Dingtalk(中国版Skype)
  • VooV(中国版ZOOM)
  • Weibo(中国版Twitter)
  • Tiktok(動画サイト)
  • Baidu(検索エンジン)
  • 天猫(T-mall)や京東(JD)(インターネットモール)
  • タオバオ(C2Cマーケット)
  • アリババ(卸売マーケット)

Wechatは、ほぼ100%の中国人が使っているアプリで、中国人とよく連絡を取り合う日本人もほぼWechatを活用しています。

Lineのように、テキスト、通話、ビデオ通話などが可能です。

仕事上のコミュニケーション+ビデオ会議を目的とするなら、SlackやSkypeのような機能が搭載されているDingtalkが使われます。

ZOOMのようなWeb会議ツールを使いたいなら、中国内ではZOOMよりも安定感があるVooVというアプリがあります。(VooVは、Wechatと同じテンセント社が開発したアプリです)

Weiboは中国版のTwitterですが、コミュニケーションツールとしては使いにくいので、日本人で積極的に使っている人はWechatほど多くはありません。

Tiktokは中国発の動画シェアアプリで、中国版と世界版があります。

その他、検索エンジンはBaidu、ECサイトは天猫や京東、タオバオなどあります。

 

中国で使えないアプリを中国でも使う4つの方法

中国に長期滞在する人なら中国人向けのアプリだけでも問題ないかもしれませんが、中国に滞在・出張する人の多くは以下のような悩みを抱えています。

「家族や友達と連絡をとるのに、日本でも使っているアプリを中国でも使いたい」

「中国で使えるはずのアプリなのに、回線が安定せずにつながらない」

そこで、日本で普通に使えているアプリを中国でも使う方法を4つ紹介します。

方法滞在頻度滞在期間料金こんな人におすすめ
VPNサービス駐在長期400~1000円/月(13~33円/日)高頻度の出張者、駐在者
レンタルWIFIルーター(イモトのWIFI1-4回/年2-4日/回1,480~1,780円/日頻度の少ない出張者
香港SIMカード5-6回/年5日以上/回1,500円/週+端末料金頻度の多い出張者
ahamoでのローミング頻繁15日以内ゼロ(日本の格安携帯料金そのまま)頻度の多い出張者で日本の携帯をそのまま使いたい人

関連記事:中国でLine、Gmail、Facebook、Twitterなどを使う方法

駐在者向け「VPNサービス」

VPNとは、バーチャル・プライベート・ネットワーク(Virtual Private Network)のことです。

VPNサービスを使うと専用サーバーを経由して、インターネットサービスにアクセスすることができます。

そうすると、政府の検閲を回避してLineやFacebookへのアクセスが可能になります。

VPNサービスには、中国での実績が豊富な会社、世界的な大手、日本の会社などさまざまです。

詳細は、中国で使うのにおすすめのVPNまとめをご覧ください。

短期出張者向け「イモトのWIFI」

通信会社でVPNサービスのついているポケットWIFIを借りることができます。。

たとえば、出発当日の空港で手軽に受け取りができるイモトのWIFIなどです。

イモトのWIFIには日本のサービスを中国で使うための特別回線プランがあり、容量が500MB/日で1,480円/日、容量が1GB/日だと1,780円/日で借りることができます。

領収書をもらえば会社の経費として精算できます。

香港SIMカードを使う

出張頻度の多い人には、香港SIMカードもおすすめです。

香港は中国国内の検閲対象エリアの外なので、香港を経由することで外国のサービスにアクセスできるようになるのです。

香港SIMカードをSIMフリーの携帯電話かWIFIルーターに差し込むだけなので、とても簡単です。

私がおすすめする香港SIMカードはAmazonで購入可能な以下のものです。

こちらのタイプは通信容量が7GBもあるので安心して使えます。

携帯のローミングを使う

面倒な準備をしたくないという方は、携帯のローミング機能を使えば、普段使っている携帯をそのまま海外で使えるようになります。

デフォルト設定では、ローミングはOFFになっていますが、これをONにすることで、日本の通信会社を経由して、インターネットにアクセスすることができます。

ローミングのデメリットは、1日あたり1,000円~2,000円ほどの通信費用が別途かかってしまうことです。

しかし、NTTドコモの格安サービスahamo(アハモ)を契約すれば、20GBのデータ容量の範囲なら中国でも追加料金なしでローミングできるようになります。

 

ahamoの料金プラン

出典:ahamoの公式ページ

ahamo(アハモ)は日本国内で使うだけでも十分にお得にできることに加えて、中国(海外)での利用も実現できる一石二鳥の手段といえるでしょう。

関連記事:中国でLine、Gmail、Facebook、Twitterなどを使う方法

 

まとめ

以上、中国で使えるサイト・アプリと使えないサイト・アプリの解説でした。

  • 日本で使えるLine、Facebook、Google系のサイト・アプリは、中国では使えない。特にSNS系のアプリは全て使えない。
  • 日本で使えるマイクロソフト系のサイト・アプリは、中国でも使える。
  • 一部コミュニケーション用のアプリも中国ではPC版のみ使える。
  • 中国には中国専用アプリが多く、Wechatは日本人でも多くの人が使っている。
  • 中国でも日本で使っているアプリを使いたい場合、おすすめの方法は4つ。詳細は下表を参照。
方法滞在頻度滞在期間料金こんな人におすすめ
VPNサービス駐在長期400~1000円/月(13~33円/日)高頻度の出張者、駐在者
レンタルWIFIルーター(イモトのWIFI1-4回/年2-4日/回1,480~1,780円/日頻度の少ない出張者
香港SIMカード5-6回/年5日以上/回1,500円/週+端末料金頻度の多い出張者
ahamoでのローミング頻繁15日以内ゼロ(日本の格安携帯料金そのまま)頻度の多い出張者で日本の携帯をそのまま使いたい人

関連記事:中国出張で必須の持ち物・サービス【60回以上の出張経験からのおすすめ】