こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。
先日、名古屋ー大阪間の移動で近鉄特急「ひのとり」に乗ったのですが、その乗車体験がとてもよかったので、記事にしていきます。
結論から言うと、移動時間に多少の余裕があるなら、新幹線よりも「ひのとり」で名古屋-大阪間を移動することをおすすめします。
配慮の行き届いた車内設備
こちらが特急「ひのとり」の外観です。
ひのとりというだけあって、赤を基調としたデザイン。
2020年3月から名古屋ー大阪(難波)間で運行しています。

そして、こちらがレギュラー車両の座席です。

今回は、レギュラー車両に乗ったのですが、プレミアム車両だと、新幹線のグリーン車並にゆとりをもって座ることができます。(以下写真は、特急ひのとりのホームページから引用しています)

レギュラー車両とプレミアム車両の差はわずか700円だったので、実際の座席を見てプレミアム車両に乗ればよかったと後悔しました。
後ろを気にせずにリクライニングができる
通常の特急電車だと、リクライニングをするときに後ろの座席の人への配慮が必要です。
特にテーブルを使っている状態だと、リクライニングによってテーブルの位置やが変わったり、テーブルと椅子の空間が狭くなって置いているものが窮屈になったりします。
そのため、座席をリクライニングするときに、「倒していいですか?」と聞いてから倒すのがマナーになっています。
ところが、ひのとりの座席は、椅子とテーブルの間に空間があるので、リクライニングしても後ろの人には影響がないので、MAXまでリクライニングを倒しても問題ありません。

このように靴を脱いでくつろげる足置きもついています。

大きなテーブル
テーブルも比較的大きめなので、弁当や飲み物、ノートパソコンなどをゆとりを持って置くことができます。

私は、名古屋から大阪までの2時間のうちの半分くらい仕事をしていましたが、とても快適に仕事ができました。
各シートにコンセントがついている
「ひのとり」には、新幹線N700Sと同様、各座席の肘掛けの下にコンセントがあります。
したがって、どの座席を選んでもパソコンで仕事をしたり、携帯電話に充電をしたりしながら移動を楽しめます。
大きな荷物はロッカーに収容できる
大きな荷物を持っている場合は、このようなロッカーに収納しておくことができます。(以下写真は、特急ひのとりのホームページから引用しています)

料金・所要時間:新幹線との比較
車内の快適さは新幹線よりも優れた部分があるのに加えて、料金も新幹線と比べるとかなりお得です。
一方で、所要時間が長くなるのがデメリットではあります。
実際にのぞみと料金・所要時間を比較すると、以下のようになります。(名古屋駅からJR大阪駅までで比較しています)
新幹線「のぞみ」 | 近鉄特急「ひのとり」 |
普通車両:6,680円 | レギュラー車両:4,720円 (近鉄4,540円+JR180円) |
グリーン車:8,950円 | プレミアム車両:5,420円 (近鉄5,240円+JR180円) |
所要時間:1時間10分 | 所要時間:2時間20分 |
- ひのとりの運賃は新幹線に対して約70%
(プレミアム車両だとグリーン車に対して約60%) - 所要時間は新幹線+約1時間
- 「ひのとり」プレミアム車両でも、新幹線の普通車より1,000円以上安い
所要時間のデメリットを補う安さと快適さ
所要時間が、新幹線に比べて1時間余分にかかるものの、以下のような人に「ひのとり」をおすすめできます。
- 移動時間に余裕を持てる人
- 車内で快適に仕事をしたり、休憩したりしたい人
- 移動料金を少しでも安くしたい人
- プレミアム車両で、新幹線よりも割安でリッチな気分を味わいたい人
- 自然の景色をゆっくり楽しみたい人(新幹線に比べてスピードが遅いので、景色をゆっくり楽しめます)
なお、ひのとりの始発は、名古屋発も難波発もともに、朝7:00、最終は夜21:00なので、日帰りで大阪ー名古屋間の出張をするときにも十分に活用できます。
もし私が、また名古屋-大阪間を電車で移動する機会があるなら、少し早めに出てでも「ひのとり」に乗る選択をすることでしょう。
「ひのとり」に関するネット上の評判
ネット上の評判を見ても、「ひのとり」の評価は高いことがわかります。
その後、なんばまで戻りました
なんばからは今年3月にデビューした近鉄特急:ひのとりに乗りました
専用のロゴまであります快適さを追求したという座席はまるでグリーン車でした
しかもバックシェルという構造で後ろの人を気にせず席を倒せましたこれで名古屋まで行き一旦家に戻りました pic.twitter.com/qYV7BtTOys
— Taishi (@Taishi_18_tabi) November 14, 2020
昨日近鉄の名阪特急ひのとりに乗って大阪に行って来ました😊
行きはレギュラーシートで、戻りはプレミアムシートに乗りました。
写真のベージュがプレミアムで~~す😊
どちらも快適で揺れも少なかったです。
ひのとりは近鉄名古屋―大阪難波を結んでいますです😊 pic.twitter.com/pnmaTMXZsk— 秦 哲二(はた てつじ) (@Tetsujihata56) November 21, 2020
まとめ
以上、近鉄特急「ひのとり」のまとめでした。
- 「ひのとり」は、新幹線よりも快適な車内設備が充実している。後ろを気にせず倒せるリクライニング、大きなテーブル、各座席についたコンセント、大型荷物用のロッカーなど。
- 料金は、新幹線の60-70%。グリーン車に相当するプレミアム車両でも、新幹線の普通車より安いのがポイント。
- 時間にゆとりを持って移動できるなら、新幹線よりも断然「ひのとり」がおすすめ。
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