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アムウェイに似たMLMの会社【ネットワークビジネスの会社10社】

アムウェイに似たMLMの会社【ネットワークビジネスの会社】

MLM(ネットワークビジネス)とは、直接販売の一形態で、製造業者の販売を代行するビジネスです。

MLMは、商品を売れば売るほど指数関数的に報酬が増えていくので、MLMで成功して経済的に自由な生活を送っている人もいます。

一方で、その報酬形態の特殊性がゆえに、人間関係を破壊する勧誘が横行したり、勧誘時に違法行為をする人もいたりして、世間からはあまり評判のよくないビジネスでもあります。

MLMの代表的な会社はアムウェイですが、アムウェイに似た会社は多数あります。

この記事では、日本でビジネスをしているMLM(ネットワークビジネス)の会社を一部紹介していきます。

>>MLM(ネットワークビジネス)で成功した人の本

MLM(ネットワークビジネス)とは?

MLMは、マルチレーベルマーケティングの略で、元々アメリカで生まれたビジネスモデルです。

MLMのことをネットワークビジネスとも呼びます。

通常の企業では、企業が雇用した社員が商品を販売します。

しかし、MLMでは、企業が個人とディストリビューター契約を結んで、そのディストリビューターが販売代理店機能を担います。

ディストリビューターには固定報酬は支払われず、売れば売るほど報酬が上がる仕組みになっています

加えて、自分が紹介した人が獲得した売上や、その人がさらに紹介した人が獲得した売上まで含めてディストリビューターの報酬計算の対象になるので、紹介者を連鎖的に増やしていくことで大きな報酬を得られるようになっています。

アムウェイの仕組み:報酬体系

MLMの手法自体は違法ではありませんが、自分が紹介した人が商品を買えば買うほど自分が儲かる仕組みになっているので、人間関係を容易に破壊してしまう恐ろしさがあります。

また、勧誘場面で違法行為に手を染めてしまう人もいて、2021年にはついに逮捕者まで出ています。

参考記事:アムウェイへ違法勧誘疑い 公務員ら逮捕

※その後、日本アムウェイは、2022年10月14日に消費者庁から取引停止命令を受けました。

MLMでは、勧誘以外の目的で誘っておいて勧誘することは違法行為となります。たとえば、「面白いセミナーがあるよ」と誘っておいて、MLMの勧誘するのはNGです。実際に上記逮捕者の逮捕容疑は違法勧誘です。

MLM(ネットワークビジネス)の会社10社【売上高の大きい順】

ここからは、日本で展開している主なMLM(ネットワークビジネス)の会社を売上高の大きい順に紹介していきます。

アムウェイ

アムウェイ日本法人本社
売上高日本は約975億円(2020年12月期)
取り扱い製品サプリメント(ニュートリライト)、化粧品、日用品、ホームケア用品など

アムウェイは、アメリカで始まり、世界中に事業を展開しているMLMの最大手です。

世界全体では1兆円規模の売上高を誇っていて、日本でも1,000億円弱と大企業と言えるだけの規模になっています。

アムウェイでは、日用品やサプリメントを中心に浄水器などのホームケア用品も取り扱っています。

日本では、1979年よりビジネスを始めていて、トップディストリビューターの中島薫氏山崎拓巳氏は、年間数億円の報酬を上げていて、業界の中ではちょっとした有名人です。

私も昔、2人を生で見たことがありますが、人を惹きつける独特のオーラを持った人たちでした。

なお、アムウェイのディストリビューターが買い溜めた不良在庫がネット上に出回っているので、商品が欲しいだけならネットからでも購入可能です。

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私が、この目で見てきたアムウェイの実態は、アムウェイはやばい?【評判・口コミは?】実体験からのまとめをご覧ください。

三基商事

売上高約500億円(2020年)
取り扱い製品栄養補助食品、化粧品など

三基商事は、1966年に設立された日本を本社とするMLMの会社です。

三基商事の最も有名な商品と言えば、ミキプルーンです。

ミキプルーンは、有名芸能人をテレビCMに起用した広告宣伝で、その名前が一躍全国区になりました。

しかし、ミキプルーン以外のヒット商品が乏しく、売上高が1,000億円を超えていた時期もありましたが、近年では売上高が500億円規模まで減少してきています。

ミキプルーンも今やネット上にも多数流通する商品になっています。

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フォーデイズ

売上高約329億円(2021年3月期)
取り扱い製品健康食品および化粧品

フォーデイズは1997年に創業した日本のMLMの会社です。

フォーデイズの主力商品は、核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」や、核酸配合カプセル「ナチュラルルナ」といったサプリメントです。

実際にネット上でも「食欲が湧いた」「頭がスッキリした」「思考が前向きになった」などのポジティブな口コミが多数見られる商品です。

しかし、商品がわかりやすく尖っている分、訴求も大げさになる傾向があり、勧誘場面では薬事法に抵触する商品説明が行われることもあるようです。

また、フォーデイズ自体も「あたかも病気の治療若しくは予防又は症状の改善ができるかのように告げていた」を理由に、2017年には「ナチュラル DNコラーゲン」に関する業務停止命令が出されたこともあります。

フォーデイズの商品も他のMLMと同様に、ネットで購入することができます。

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関連記事:フォーデイズはやばい?悪評ばかり?

ニュースキン

ニュースキンエクスペリエンスセンター
売上高日本は推定300億円程度
取り扱い製品パーソナルケア製品、栄養補助食品、生活関連製品など

ニュースキンは、アムウェイと同様にアメリカ本社の会社です。

全世界で、3,000億円以上の売上を誇っていて、日本では推定300億円程度の売上を上げています。

売れ筋商品である「エンハンサー」は、肌荒れ、ニキビはアロエが成分ということもあり肌に優しく治りが早いと評判のようです。

アムウェイに比べると、高い報酬をもらっている人は少なく、年間報酬が1億円を超える人はほとんどいないようです

ニュースキンの商品もネットに流通しているので、会員にならなくてもネットで商品を購入できます。

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関連記事:ニュースキンはやばい?怪しい?

ノエビア

売上高約278億円(2020年9月期)
取り扱い製品化粧品、食品など

ノエビアは、1964年に創業した兵庫県本社のMLMの会社です。

化粧品販売を主力の事業としていて、2012年には東証一部(現:東証プライム)に上場を果たしています。

薬用クリームやローションなどに根強いファンがいます。

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フォーエバーリビングプロダクツ

売上高約196億円(2018年)
取り扱い製品栄養補助食品など

フォーエバーリビングプロダクツ(FLP)は、アメリカを本社としたMLMの会社で、世界での売上高は4,000億円を超えています。

日本では約200億円ほどの売上を上げています。

サプリメントを主力事業としていて、「ビーポーレン」などのブランドを展開しています。

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アシュラン

売上高約187億円(令和2年度)
取り扱い製品化粧品、医薬部外品、石鹸、洗剤など

アシュランは、1995年に設立された福岡を本社にした化粧品や医薬部外品を販売するMLMの会社です。

日本に自社工場を持ち商品を製造しています。

近年は、MLMだけでなく、飲食店事業やホテル事業などにも経営を多角化している会社です。

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モデーアジャパン

売上高約150億円(2018年)
取り扱い製品化粧品、日用品など

モデーアは1992年にアメリカで設立されたMLMの会社で、化粧品やシャンプーなどの日用品を主力事業としています。

元々はニューウェイズという名前でしたが、2015年からモデーアと名前を変えています。

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シャルレ

売上高約138億円(2021年3月期)
取り扱い製品化粧品、医薬部外品、石鹸、洗剤など

化粧品やサプリメントを主力にしている会社が多い中で、シャルレは下着を主力にしている珍しい会社です。

1975年に設立、1990年に株式上場し、現在は東証スタンダード上場企業として活動しています。

デザインがよい、付け心地が快適といった評判のある下着ですが、他のMLMと同様に勧誘や売り込みが強引という声が目立ちます。

ナチュラリープラス

売上高推定約130億円(2021年8月期)
取り扱い製品栄養補助食品、化粧品など

ナチュラリープラスは、1999年に設立されたMLMの会社で、日本を本社にしてアジアにも積極的に進出している会社です。

ルテインを配合したサプリメントを一押し商品としています。

MLM(ネットワークビジネス)で成功するのは一握り

MLMの勧誘でよく聞かれるのが、「権利収入」「不労所得」といった言葉です。

「不労所得」について書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」でも、MLMに触れていることもあってか、とにかく「権利収入」や「不労所得」という言葉を多用されます。

しかし、MLMで成功できるのは一握りであることを肝に銘じておく必要があるでしょう。

たとえば、最大手のアムウェイの場合、年収が200~400万円レベルになるDD(ダイレクトディストリビューター)になるのが、0.6%くらいと言われています。(参考記事:https://amway-note.com/success-possibility/)

しかも、DDになったとしても、現在の会員を引きとめながら、新しい会員を増やす活動を一生懸命やってDDのレベルを維持する必要があるので、「不労所得」とはほど遠いのが現実です。

ニュースキンの場合は、年間ボーナスが約300万円くらいになるルビーというレベル以上の人の割合が3.8%です。(参考記事:ニュースキンはやばい?怪しい?【その評判は?】

アムウェイほどトップ層に報酬が集中していないので、割合はやや多いですが、それでも決して広き門ではありません。

もちろん、上位の一握りに入れる可能性はゼロではないので、頑張ること自体は否定しませんが、やるなら以下に書いた覚悟くらいは必要になるでしょう。

  • 家族、友人、職場の同僚などの人間関係を破壊することになっても構わない
  • ネットワークビジネスの世界に足を踏み入れたら戻ってこない

>>MLMで成功した人の本を見る

覚悟がないなら勧誘はひたすら断るのがよい

MLMにどっぷり浸かる覚悟を持てないのであれば、勧誘はとにかく断った方がよいです。

「興味がない」、「忙しい」などを理由にして逃げましょう。

また、薬事法に抵触する訴求をされたり、MLMへの勧誘目的を隠して勧誘されたら、「それって違法じゃないですか?」とはっきり言ってもよいでしょう。

どうしても家族や仲の良い友達からの勧誘で断りにくい場合は、「どのくらいの売上を目標にしているの?」「どのくらい売れば、それが達成できるの?」など現実的な質問をするのもよいです。

ネットワークビジネスをやっている人は、数字を冷静に積み上げずに夢とノリだけでやっている人も多いので、いざ冷静になってハードルの高さに気づくと自然とやめるようになるからです。

まとめ

以上、アムウェイに似たMLM(ネットワークビジネス)の会社の紹介でした。

  • アムウェイに似たMLMの会社は日本に多数あり、いずれも栄養補助食品(サプリメント)、化粧品、日用品などを展開している。
  • そのビジネスの特徴から、人間関係を破壊したり、違法行為に手を染めてしまったりするケースもある。
  • MLMで成功できるのは一握り、サラリーマンで上を目指したり、別の手段でお金を稼いだりする方が成功確率は高い。
  • 人間関係を壊したり、ネットワークビジネスの世界から戻ってこないつもりで取り組んだりする覚悟がないなら、勧誘は断った方がよい。