Webマーケティング

Webマーケティングに向いているのはどんな人?【5つの特徴】

Webマーケティングに向いているのはどんな人?

Webマーケティングに向いているのは、以下のような人です。

Webマーケティングに向いている人
  • 数字が得意な人
  • 人の購買行動に興味を持てる人
  • 未経験のことでも積極的に勉強できる人
  • 結果が出るまで粘り強く取り組める人
  • パソコンと向き合うのが苦にならない人

この記事では、Webマーケティングに向いている人と、逆に向いていない人について、詳細を解説していきます。

Webマーケティングに向いている人

Webマーケティングに向いているのは、以下5つの特徴に多く該当する人です。

  • 数字の分析が得意な人
  • 人の購買行動に興味を持てる人
  • 未経験のことでも積極的に勉強できる人
  • 結果が出るまで粘り強く取り組める人
  • パソコンと向き合うのが苦にならない人

それぞれ詳細を解説していきます。

数字の分析が得意な人

Webマーケティングでは、膨大な量の数字を扱います。

たとえば、Web上で集客をして、製品やサービスを購入してもらうまでの間に、以下のような数字を取り扱います。

  • PV(ページビュー):Webページが見られた回数
  • CTR(クリック率):リンクがクリックされた割合
  • CVR(成約率):製品やサービスが売れた割合

こらら3つの数字を使うと、製品やサービスの販売件数は、以下のように計算できます。

販売件数 = PV × CTR × CVR

Webマーケティングの実務場面では、これらの数字を見ながら、改善と分析を繰り返す地道な作業が多数あります。

数字の分析が得意な人はもちろん、特別に得意でなくても、苦手意識のないレベルで数字を扱える人の方がWebマーケティングの仕事には向いています。

人の購買行動に興味を持てる人

Webマーケティングのゴールは、製品やサービスを購買に結びつけていくことです。

そのためには、以下のような問いかけで、人の購買行動について深く理解する必要があります。

  • この製品は、どんな人に興味を持ってもらえるのだろう?
  • あの人は、なぜあの製品に興味があるのだろう?
  • どんなときに、人はこの製品を欲しいと思うのだろう?
  • なぜ、このボタンはクリックされるのだろう?

人の購買行動に興味を持って、これらの問いかけをして分析できる人の方が、Webマーケティングの仕事に向いています。

未経験のことでも積極的に勉強できる人

Webマーケティングをやっていると、さまざまな製品やサービスを取り扱います。

ときには、よく知らないものを取り扱う場面に遭遇することもあるでしょう。

そのときに必要となるのが、たとえ未経験であっても、その製品の特徴やポイント、業界のことや競合のことなどを勉強して、貪欲に成果を出そうとする姿勢です。

Webマーケティングにはセオリーがあるものの、製品やサービスによっては、すべてがセオリーどおりにいかないこともあります。

取り扱う製品やサービスを深く理解すれば、場面に応じて適切な手法を選択できるようになるでしょう。

そういう点では、未経験のことでも積極的に勉強できる人は、Webマーケティングの人といえます。

結果が出るまで粘り強く取り組める人

Webマーケティングの施策を実行しても、すぐには結果が出ません。

たとえば、SEO(検索エンジン最適化)だと、結果が出るのに3ヶ月~半年以上かかることも珍しくありません。

ABテスト(AパターンとBパターンのどちらが優れているかを検証すること)でも、2週間~1ヶ月以上かかることが多いです。

さらに、それだけの期間を使って検証しても、思い通りの成果を得られず、施策の方向性を変えてもう一度検証をやり直すこともあるでしょう。

このように、長期間の検証を結果が出るまで粘り強く取り組める人は、Webマーケティングに向いている人といえます。

パソコンと向き合うのが苦にならない人

数字と長期間向き合いながら仕事をするWebマーケティングは、パソコンと向き合う時間も長くなります。

場合によっては、1日中朝から晩までパソコンと睨めっこということも少なくないでしょう。

人によっては、パソコンを長時間使っていると、目や肩に披露が溜まってしまい、分析どころではなくなることもあります。

ですので、パソコンと向き合うのが苦にならない人じゃないと、Webマーケティングの仕事はきついでしょう。

Webマーケティングに向いていない人

以下のような人は、Webマーケティングにはあまり向いてない可能性が高いです。

  • 感覚だけで物事を考える人
  • 顧客のことを考えるのが苦手な人
  • 仕事の結果がすぐに見えないと嫌な人

それぞれ詳細を見ていきましょう。

感覚だけで物事を考える人

物事を数字よりも直感でとらえるタイプの人は、Webマーケティングには向いていないかもしれません。

Webマーケティングは、細かい数字の変化をとらえて分析することが多いからです。

「数字で考えるよりも、直感で動きたい」という人は、Webマーケティング以外の仕事を考えるのがよいかもしれません。

顧客のことを考えるのが苦手な人

顧客のことを考えるのが苦手な人も、Webマーケティング向きではありません。

顧客の行動を分析するのが、Webマーケティングの基本だからです。

たとえば、「顧客のことよりも技術が好き」とか、「文章を読み込むのが好き」という人は、Webマーケティング以外の仕事を考えるのがよいかもしれません。

仕事の結果がすぐに見えないと嫌な人

仕事の結果がすぐに見えないと嫌な人も、Webマーケティング向きではありません。

Webマーケティングの施策は、結果が出るのに何ヶ月もかかるからです。

しかも、その結果はよい結果とは限らず、悪い結果が出る場合もあります。

そうすると、違う施策を実行して、再び分析をする必要もあるでしょう。

「目に見える結果がすぐに欲しい」という人は、Webマーケティング以外の仕事を考えるのがよいかもしれません。

Webマーケティングはどうやって勉強する?

Webマーケティングの勉強方法には、「独学」と「スクールでの学習」の2つがあります。

独学でWebマーケティングを勉強する

独学でWebマーケティングを勉強する方法は、3つあります。

  1. 自分でブログを運営する
  2. 本で勉強する
  3. 講座で勉強する

この中の1つ、またはすべてを組み合わせることで、Webマーケティングを独学でも習得できます。

私自身もサラリーマン時代の本職はWebマーケティングとは無縁でしたが、ブログ運営などを通じて勉強してきた結果、独立後にWebマーケティングの仕事も受注できています。

もっと詳しく>>Webマーケティングを独学で学ぶ方法

スクールでWebマーケティングを勉強する

独学が不安という人は、スクールで勉強する選択肢もあります。

Webマーケティングスクールの受講期間は1ヶ月~半年程度、受講料は15~60万円程度が相場です。

Web広告に強いスクール、SEOに強いスクール、転職支援に強いスクールなど、スクールによってカラーはさまざまです。

たとえば、転職支援の強いWebマーケティングスクールだと、以下のようなスクールがあります。

マケキャン by DMM.com
※無料カウンセリングあり
198,000円(1ヶ月)~:転職サポートが充実したスクールで、転職保証コースもあります。
WEBMARKS
※無料カウンセリングあり
385,000円(最大12ヶ月):元々強かったSEOのカリキュラムに加えて、最近はWeb広告運用のカリキュラムも強化。実践的な課題添削を強みがあります。
デジプロ
※無料オンライン説明会あり
418,000円(3.5ヶ月):オフライン授業ができる校舎が全国にあるスクールで、講師から密度濃く教えてもらうことができます。
Wannabe(ワナビー)アカデミー
※無料相談会あり
363,000円(4-8ヶ月):1,000万円レベルのWeb広告を運用できる実務課題を経験でき、別途55,000円プラスで6ヶ月以内の転職を保証するオプションがあります。

もっと詳しく>>おすすめのWebマーケティングスクールは?

Webマーケティングの仕事をするには?

Webマーケティングの仕事を始める方法として、以下3つがあります。

  • Webマーケティング会社に転職する
  • 本業とは別に副業で始める
  • フリーランスとして仕事を獲得する

それぞれ詳細を見ていきましょう。

Webマーケティング会社に転職する

Webマーケティングの仕事を始めるための王道は、Webマーケティングの会社に転職することです。

人手不足から未経験でもよいので採用したいという会社もあるので、そうした会社に入るのは1つの方法です。

特に未経験からの転職の場合、年齢が若ければ若いほど有利なので、Webマーケティングに興味があるなら、すぐにでも転職エージェントに登録することをおすすめします。

Webマーケティング系の案件が豊富な転職エージェントとして、以下の2つがあります。

リクルートエージェント転職エージェントの最大手です。今すぐに転職しない情報収集目的で登録する人も多くいます。
マスメディアンクリエイティブ・マーケティング関連の専門誌を発行し60年以上の歴史を持つ「宣伝会議」のグループ会社です。広告・Web・マスコミ職種を専門に転職・就職を支援しています。

いきなり転職するのはハードルが高いと思うなら、転職支援の強いWebマーケティングスクールで勉強してから転職する方法もあります。

本業とは別に副業で始める

副業から始めて勉強する方法もあります。

自分でブログなどを運営して独学で学んでから、副業を始めるパターンがよくあります。

私自身もそうですし、私のまわりでもこのタイプの人は少なくありません。

もっと詳しく>>未経験者がWebマーケティングの副業を始める方法

フリーランスとして仕事を獲得する

いきなりフリーランスになるのはリスクもありますが、ある程度のスキルが身につけば、フリーランスとして仕事を獲得することも可能です。

早ければ、勉強をはじめて1年くらいでフリーランスになることも可能です。

もっと詳しく>>Webマーケティングでフリーランスになる方法

まとめ

以上、Webマーケティングに向いている人の特徴でした。

Webマーケティングに向いているのは、以下5つの特徴に多く該当する人です。

  • 数字の分析が得意な人
  • 人の購買行動に興味を持てる人
  • 未経験のことでも積極的に勉強できる人
  • 結果が出るまで粘り強く取り組める人
  • パソコンと向き合うのが苦にならない人

Webマーケティングには、華やかなイメージを持つ人もいますが、実際には数字と向き合いながら細かい施策を繰り返す泥臭い仕事です。

「そうした作業でも、苦手意識はない」という人は、Webマーケティングに挑戦してみてもよいのではないでしょうか。