私は、大手メーカーに15年以上勤務し、そのうち課長も5年ほど経験して退職、ベンチャー企業に転職しました。
しかも、年収を上げながらの転職です。
その際に使ったのが、「ビズリーチ!」のCMでおなじみのビズリーチです。
ビズリーチは、年収600万円以上をターゲットにしていて、30代中盤から40代の大企業務めの方におすすめできる転職エージェントです。
▼ビズリーチへの登録▼
\費用は一切かかりません/
ビズリーチとは

ビズリーチは会員制の転職サイトで、登録すると企業やヘッドハンター(転職エージェント)から面談依頼が届く仕組みになっています。
設立は2007年とリクルートなどの大手転職エージェントなどに比べると比較的新しい会社になります。
ビズリーチは、年収600万円以上を主なターゲットにしているので、ハイクラスの求人が多く届くことでも知られています。
最近はテレビCMも頻繁に流していて、認知度も上がっている成長中の転職エージェントです。
ビズリーチへの登録から面談までのプロセス
ここからはビズリーチへの登録から面談までのプロセスを解説していきます。
ビズリーチへの登録
ビズリーチに登録する場合は、はじめにリンク先のトップページからメールアドレスとパスワード(任意に設定可能)を入力し、現在の年収を選択します。

必要事項を入力して「会員登録」ボタンを押して進むと、居住地、生年月日、学歴、語学スキル、氏名などを入力します。
その後、現在勤めいる会社の業種、職種、詳細の職務経歴など入力していき、希望する業種や職種を選択します。
ヘッドハンターからの連絡・面談
必要事項の入力を全て完了できると、企業やヘッドハンターから面談依頼が届くようになります。
ヘッドハンター側からは、経歴更新日が新しい人ほど上位に表示される仕組みになっているので、こまめに経歴を更新することでヘッドハンターの見つけてもらいやすくなります。(なお、ヘッドハンターの検索画面では、個人情報は開示されていません)
実際に、何ヶ月も更新しないとヘッドハンターからの連絡は来なくなりますが、更新すると次の日から立て続けに連絡が入ることが何度もありました。
ヘッドハンターからの面談依頼に対して、興味があれば個人情報を開示して具体的な日程のやりとりになります。
最近は、対面ではなくリモートでの面談も多くなっています。
▼ビズリーチへの登録▼
\費用は一切かかりません/
40代で大企業からベンチャーに年収UPで転職した話
さて、ここからが私の経験談です。
実際にやったことと、今から振り返って感じるポイントを記していきます。
ビズリーチへの登録から面談まで
ビズリーチには、実際に転職をする4年前から登録していました。
その間に何度かヘッドハンターと面談して、数社ほど面接も受けましたが、しっくりくる求人がなく辞退を繰り返していました。
半年に1回くらいのタイミングで経歴を修正していたのですが、ちょうど転職のきっかけとなったヘッドハンターからの連絡があったのも、経歴を修正した直後でした。
ある大手の転職エージェントが、「ベンチャー企業の案件を紹介したい」とビズリーチを通じてコンタクトをしてきました。
案件を見ると、自分のこれまでの経歴や人脈をフルに活かせる可能性のある案件だったので、エージェントの話を聞くことにしました。
転職エージェントと1度面談をして、案件にさらに興味を持てたのでベンチャー企業の担当者と会うことに決めました。
職務経歴を定期的に見直していたことが面談機会につながった。
企業との面談
企業との面談では、1度目に相手の担当者と1対1で面談をしました。
事業の概要や、会社として何をやろうとしているのか?、私にどんなことを求めているのか?など1時間ほど会話をしました。
その事業は、海外の会社と連携して進めるものだったので、ぜひ海外の事業責任者とも話をして欲しいということになり、2回目の面談ではその海外の事業責任者とも(英語で)会話をしました。
この時点で、日本の担当者、海外の責任者の双方から、非常に前向きな感触を得られました。
海外の事業責任者との面談の提案を即決したことで、ベンチャー向きの性格と思われたことが最終結果につながったと思われる。
代表との面談
最後に、そのベンチャー企業との面談(食事会)をセッティングしてもらったので、話を聞きました。
そこでは、率直に事業の展望や、考えられる課題、自分が当事者だったらこんなことをやっていく、といったことを2時間ほど話し合いました。
面談の後に、SNSを通じて「ぜひ一緒にやりたい」というオファーを頂きました。
食事の場で、当事者の目線でやるべきことを提案したことが好感触につながった。
条件を転職エージェントとすり合わせ
ただ、この時点までで条件については、一切すり合わせしていなかったので、転職エージェントに対して、まだ不安があって決めきれないという状況を伝えると同時に、条件を伝えました。
端的に言うと、「前向きに考えたいが、年収水準を下げることはできない」
その後、転職エージェントと何度か電話でやりとりした後に、企業の担当者と面談。
採用を進めたいという旨とともに、前職よりも100万円UPで年収を提示され、問題なければサインして欲しいと言われました。
1日だけ考えさせて欲しいと言って、その場ではサインしなかったものの、1日考えた結果、100万円UPを提示してくれたことも考慮してサインをすることにしました。
条件提示で年収水準を明確にしたことで、不利な条件を提示されなかった。
▼ビズリーチへの登録▼
\費用は一切かかりません/
今から振り返ってみてよかったこと
結果として、年収を上げた上で、大企業の事業の一部を担うポジションからベンチャー企業へとキャリアチェンジができたので、大成功の転職だったと思っています。
では、この転職に成功に至るまでに何がよかったのか?
今から振り返ってみてよかったことを書いていきます。
1年ごとのキャリアアップ目標を掲げて、経歴書を更新したこと
これは社会人になったときからずっとやってきたことなのですが、新年を迎えるたびに4月から始まる次の年度で挑戦する新しい仕事の分野を決めて取り組んできました。
たとえば、新しい商品カテゴリーに挑戦するとか、新しい職務に挑戦するといった目標です
その際に、参考にしていたのが以下の本に出てくる考え方です。
この本は、外務省やコンサルなどで活躍されているキャメル・ヤマモト氏の書籍です。(私はキャメル・ヤマモト氏の講演を生で聞いたこともあります)
その中にキャリアを考えるときに以下3つの軸で考えようと記されています。
職能 × 事業 × 地域
職能とは、経営企画、マーケティング、人事、財務といった、いわゆる職種という言葉に置き換えられるものです。
事業とは、自動車、建設機械、小売業といった業界と置き換えてもよいですし、もう少し細分化して、自動車の中でも大型トラック事業とか、小売業のなかでもコンビニ事業という感じでもよいでしょう。
地域は、日本、アメリカ、中国といった国単位もあれば、東京、大阪、福岡、北海道などといった国の中で地域を細分化する考え方もあります。
これは私にとって、非常にしっくり来るフレームワークで、この本を読んで以降はこのフレームワークを拠り所にして、自分のキャリアの発展性を考えてきました。
実際に、ビズリーチに登録してから転職するまでの4年間、この3つの軸を意識しながら定期的に経歴書を更新していました。
常に市場価値を確かめるようにしたこと
ビズリーチに登録する前から、ビズリーチ以外の転職サイトに登録したり、転職エージェントに会ったりして、市場価値を確かめるようにしていました。
20代後半の頃は、転職エージェントから厳しいことを言われることも多々ありましたし、紹介される求人も正直言うと全く満足できるレベルのものではなかったです。
しかし、それが自分の市場価値の現実でもあったわけです。そうした現実を知ることで、自分の対外的な市場価値をはっきりと認識することができましたし、自分に足りないものは何なのかを見つめるきっかけともなりました。
以降、3年ごとに企業との面接を繰り返しながら、自分は3年前と比べて成長できているのか?社外の人が買ってくれそうな自分のスキルが何なのか?を確認するようにしてきました。
この活動が、40代になって身を結んだのだと思います。
40代でよりよい転職をするために
これからのビジネスパーソンは、70歳や80歳まで働くことを前提にすると、ひとつの会社でずっと働くというケースは少なくなり、どこかでキャリアチェンジする機会が出てくることでしょう。
そうなると、冒頭に紹介した記事にも書いたように、キャリアチェンジのタイミングを心身ともに充実している40代にするのは最適解だとも考えられます。
そして、40代で転職に成功させるためには、上に書いた2つの準備、
- 1年ごとのキャリアアップ目標を掲げて、経歴書を更新した
- 自分の市場価値を常に確認しておく
ことが大事です。
転職サイト・エージェントへの登録は、その第一歩です。
転職を急いでいないのであれば、リクナビNEXTのような有名転職サイトに登録して、世の中に出回っている求人情報に定期的に目を通すのもよいでしょう。
また、プロのエージェントに気軽に相談したいという方は、リクルートエージェントへの登録もおすすめします。
まずは情報収集だけしたいという方でも、きちんと相談に乗ってくれるエージェントです。
その上で、もう少し転職について前向きに考えたいというのであれば、ビズリーチへの登録をおすすめします。
私自身もこうしたサービスに登録していなければ、40代でベンチャーへの道が広がることもなかったはずです(しかも、その後、経験を生かして独立しました)。
いずれも無料で登録できるので、まずは登録して自らのキャリアの機会を広げてみましょう。
▼ビズリーチへの登録▼
\費用は一切かかりません/