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【おすすめ】経営戦略・戦略思考の本20冊を一挙紹介

 

私がこれまで読んできた中で経営戦略・戦略思考に関するおすすめの本20冊を紹介していきます。

 

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戦略策定プロセス

事業戦略のレシピ

本書で事業戦略の立案から各戦術への落とし込みまでのプロセスを描いた本、戦略立案のプロセスを次のように分解しています。

1. 現状分析
2. 戦略オプション策定
3. オプション評価・絞込み
4. 計画・アクションへの落とし込み

プロセスに沿った必要最小限のフレームワーク紹介にとどめているところが読みやすいところでしょう。また、3.評価・絞込み、4.計画・アクションといったところまで言及しており、より実務的な内容になっています。

本書が紹介している戦略立案プロセスに、必要に応じて「戦略とは何か」で紹介されているフレームワークを補完することで、戦略立案の心強い味方になると思います。

経営者、事業部長などのエグゼクティブはもちろん、経営企画や新規事業企画を担当する方も一度は読んでおきたい本だと思います。

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戦略策定概論

本書は、大きく以下5つのポイントでまとめられています。

・戦略の定義
・分析のためのフレームワーク
・PMS(Product Market Strategy)の策定プロセス
・マーケティング戦略
・それらを支える機能別戦略(技術、生産、販売など)

各ポイントが、フレームワークできっちり整理されているのが分かりやすいです。

初版は95年とやや古いですが、内容は今でも色あせていない普遍的なものが多く、これからも十分活用できる内容です。「事業戦略のレシピ」とあわせて読むことで、戦略立案のためのツールに関する理解がぐっと深まると思います。

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戦略力を高める

戦略×仮説を航海で目的地で辿り着くための海図に例え、海図を作るのに必要な以下の4つの力とその海図の作り方を紹介しています。

1.先を読む力
将来を予測する力のことです。様々な立場の人を一人称に置き換えて想像力を働かせたり、シンプルな構造で考えることが重要であると書かれています。

2.あるべき姿を描く力
あるべき姿を考える場合は、近い将来だけでなく遠い未来を、近隣のことだけでなく地球規模で考えることが重要であると記されています。

3.見つめ直す力
自社を今の枠組みやポジションだけで考えずに、新たに再定義する力のことです。ガス供給業者がガス供給業界という定義ではなく、エネルギー供給業界という定義で考えることで、戦略の幅が広がるというのを例として挙げています。

4.道筋を示す力
あるべき姿に向かうストーリーを作る力のことです。このときに重要なのは、ルールに則って道筋を作るのではなく、自らルールを構築することであると書かれています。

本書の最後に海図作成フォーマットが載っていますが、このフォーマットは自分で戦略立案する際のひとつのプロセスとして非常に役立ちます。これまで様々な戦略関連の本を読んで来られた方にとっても、新たな戦略立案パターンを増やす意味で役立つと思います。

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企業参謀 戦略思考とは何か

本書は経営戦略、戦略思考の古典と言える一冊です。30年以上前に書かれたにも関わらず内容は全く陳腐化していないのがすごいところです。

中期計画の立案ステップ、製品市場戦略の立案ステップの他、競争優位の構築の仕方を3種類紹介。競争優位の構築は、KFSによるもの、相対的なポジションによるもの、新機軸によるものという3種類を紹介していますが、これらは現代でも経営戦略の定石として使われているもです。

事業企画に携わっている方におすすめの一冊です。

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ストラテジックマインド

企業参謀と同様、30年前に書かれた本であるにもかかわらず全く古さを感じさせません。(個々の事例は古いですが、考え方・切口という観点での古さはないという意味です)

企業参謀が戦略立案に必要なプロセスを一通り解説しているのに対して、本書はKFSの絞り込み、戦略的三角関係(顧客、自社、競合)という視点で戦略構築のあり方を掘り下げた本です。企業参謀の理解をさらに深めるためにはうってつけです。

戦略構築を担当している方におすすめの一冊です。

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マッキンゼー:変革期の体質転換戦略

本書では世の中の構造変化に対して、企業がどう変わっていくべきかという提言をまとめています。発刊が1985年のため、生産や設計の外部活用など今となってはごくごく当たり前のことも書かれていますが、組織、人材面などソフトの部分は現在でも通じる部分も多いです。裏を変えせば、25年前に本書で提言されたことを実行に移すには高い障壁があるということの表れだと思います。(人の特性は今も昔も変わらないということでしょうか)

企業の構造改革を推進する方や、現状の企業体質を何とか変えていきたいという方におすすめの一冊です。

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マッキンゼー現代の経営戦略

本書はタイトルには「現代」と書かれていますが、1979年に発行されたもので、以前紹介した、ストラテジック・マインドや企業参謀と並んで古典とも言える本です。戦略に関する本は多数ありますが、本書はそれらの原点とも言えるもので、現代の経営戦略にも当てはまる6つの基礎的フレームワークが紹介されています。

<本書で紹介されているフレームワーク>
PMS(Product Market Strategy)
PPM(Product Portfolio management)
PIP(Profit Improvement Program)
OVA(Overhead Value Analysis)
SFM(Sales Force Management)
TPM(Technical Portfolio Management)

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戦略の原点

本書は経営戦略のコンセプトを実務レベルで活用可能なものに厳選し、戦略の基本という位置付けでまとめたものです。(本書の表現を引用すると枝葉を理解するための幹の部分にフォーカスをあてているということになります)

企業の成長目的に始まり、ファイブフォース分析などの外部環境分析やバリューチェーンなどの内部環境分析の手法、事業戦略の基本パターンを紹介。後半ではM&Aの概要や戦略の意思決定や実行の要諦にも触れていて、戦略立案から実行までの基本概念をコンパクトにまとめられています。

それぞれのコンセプトの説明は簡略化されているので、本サイトでも紹介しているような複数の戦略本を読んだ上で、もう一度基本に立ち返る際に適した一冊です。

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戦略フレームワークの提唱

逆転の競争戦略

チャレンジャー企業の立場に立ってリーダー企業が追随しにくい戦略をフレームワークによって体系化しています。

リーダー企業の強みと弱みが表裏一体であること、どういうことをきっかけにしてリーダーから転落していくのかということもまとめてあり、リーダー企業側の立場としても示唆のある内容となっています。

チャレンジャー企業にお勤めの方、リーダー企業を変革していきたい方におすすめの一冊です。

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異業種競争戦略

仮説思考の著者として有名な内田氏の書いた本です。事業連鎖の中で、それぞれの機能を担うプレーヤーが時系列でどのように変化してきたか?をわかりやすく記しています。加えて、戦い方のパターンや儲け方のパターンなどもいくつか紹介しています。

事業戦略やマーケティング戦略を立案している方におすすめの一冊です。

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プラットフォーム戦略

本書では、企業と顧客、顧客同士、企業と補完事業者など、ビジネスに参加している者を乗せる土台であるプラットフォームの戦略的活用や利用方法について解説しています。

インターネットモール、オークションサイト、クレジットカード会社、ゲームメーカー、玩具メーカー、教育機関など様々な事例の中で、プラットフォームとして成功した例や、乗るべきプラットフォームを誤って急落した例などを豊富に紹介しています。

プラットフォームという視点で体系的にまとめられています。

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物語・ケーススタディ

戦略プロフェッショナル シェア逆転の企業変革ドラマ

ミスミ社長の三枝氏が書いた、企業変革を題材にしたドラマです。三枝氏の実体験に基づいた内容なので、通常の戦略ノウハウを記した本に比べると、人間臭い部分を追体験できるようになっています。(題材となっている医療機器販売会社は実在した会社がベースになっています)

事業戦略立案における勘所を見つける力を養うだけでなく、関係者間の利害調整など、実際の戦略立案の際に難所となるであろうステージの乗り切り方もあわせて読み取ることができます。

経営企画部門などの戦略立案を業務とされている方におすすめの一冊です。

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V字回復の経営

最後は数々の経営コンサルティングの経験をもつ筆者が、多くのコンサルティング現場から抽出したエッセンスに基づいて描いた企業再生物語です。

この本に出てくる状況は、今の日本の企業、組織なら多かれ少なかれどこでも起こっている問題でしょう。本書はその問題を解決するためのひとつの道筋を与えてくれます。場面の途中で筆者の注釈が出てきますが、どれも痛い指摘ばかりです。

事実を積み上げて現状分析をして戦略を作るもの難しいですが、それ以上に現場を納得させて、実行することがいかに難しいかを本書は示しています。

戦略企画部門のみならず、部門のマネージャーにもおすすめの一冊です。

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戦略コンサルティング・ファームの面接試験

戦略系コンサルティングファームの採用試験では、フェルミ推定やビジネスケースに関するインタビューが実施されるそうです。ビジネスケースとは、ある会社の経営課題をケースとして与えられ、その課題に対する解決策を提示するというものです。(フェルミ推定についてはこちらの記事を参照ください)

本書では、そのビジネスケースの例を36個収録。さらにケースのタイプを12に分類し、それぞれのケースを解くために必要とされるフレームワークを紹介しています。

上記の12個のフレームワークは、事業戦略やマーケティング戦略の立案に携わる方にとっても、業務の中で必要な論点を提示してくれる心強い味方になるものだと思います。

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ビジョナリーカンパニー2 飛躍の法則

ジレット、フィリップ・モリス、キンバリー・クラーク、ウェルズ・ファーゴなどを例にあげて、平凡な会社がいかにしてエクセレントカンパニーになったかをまとめた本です。

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経営戦略ケーススタディ―グローバル企業の興亡

優良企業の成功事例を簡潔にまとめた本です。

前半は、産業構造分析(5F)や資源ベース理論(RBV)、ポーターの事業戦略類型などの経営戦略のフレームワークをベースに各企業の事業戦略を解説。

後半は、国際戦略、インターネットビジネス、コーポレートガバナンスなどの観点から優良企業の事業戦略を解説。

シマノ、イケア、キヤノン、サウスウエスト航空、デル、サムスン、ファーストリテイリングなど、世界的に有名な優良企業を20社以上紹介。

少し古い本ですが、それぞれの企業の当時の成功要因をざっくり知る上では、非常に役立つ本だと思います。

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その他

現場力を鍛える 「強い現場」をつくる7つの条件

本書では、強い企業の条件を現場力という切り口でまとめられ、その現場力を高める7つの条件を記されています。

強い企業とは、高い経営品質、すなわち競争戦略、オペレーション、リーダーシップの品質を誇る企業であるとして、その高い経営品質を動かすのが「現場力」であるとしています。さらに、その現場力を品質、コスト、スピードと各々の持続性と定義し、現場力を高める条件として7つをあげています。

現場のオペレーション能力を高めたいマネージャーにおすすめの一冊です。

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利益思考

事業創造の際に必要な思考(それを利益思考と本書では定義しています)を題材とした本です。
利益思考の2大要素を
1.ムダを最小化すること
2.新しい価値を生み出すたすこと
と定義し、事業評価のマトリックスの紹介やKSFやKBFの見極めの重要性を示唆しています。

後半では、名著と言われる「ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか」で登場する23の利益モデルが、8つのカテゴリーに整理されています。この部分は、新たなビジネスモデルを検討する際の切り口として活用できるでしょう。

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マンガビジネスモデル全史(創世記篇+新世紀篇)

こちらは「創世記篇」「新世紀篇」の2冊を続けて読むことをおすすめします。

創世記篇の冒頭でメディチ家による国際為替決済システムから、インターネット時代のペイパルに至る決済手段の変遷を解説。

その後、近代ビジネスモデルの創世期から20世紀に至るまでの変遷を紹介。垂直モデル、水平モデル、替え刃モデル、ドミナントモデル、水平分業といった近代に発明されたモデルから、プラットフォームモデル、C2Cマーケットモデルなどの20世紀末の前後に生まれたビジネスモデルを解説しています。

新世紀篇では、フリーミアム、ソーシャルネットワーク、アップルの逆張りなどを紹介、その後はリーダーシップ、企業文化や人材育成など、いかにしてビジネスモデル革新を生み出し、それを実行・維持できる組織にしていくかというポイントが述べられています。

時代時代のビジネスモデルが、その代表例とともに的確に描写されていることに加えてマンガなので大変読みやすい内容になっています。

 

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以上、20冊の紹介でした。

 

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セーシン
元リーマン管理職+副業歴15年、海外、独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 Twitterアカウントはこちら