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ROAツリー 売上高の分解 経営指標に適用するロジックツリーの事例

 

ロジックツリーを使うと、様々なものを分解して表現することができるようになります。この記事では、ロジックツリー使った経営指標の分解例として、「ROAツリー」と「売上高分解」を紹介していきます。

 

ロジックツリーの解説記事はこちら

www.nsspirt-cashf2.com

 

ROAツリー

ROAツリーとは、総資本利益率(ROA)をツリー上に分解するもので、ロジックツリーの例としてよく用いられます。ROAを向上させたい場合、このROAツリーを用いると、向上させるべきポイントを絞ることができます。


※ROAツリーの一例
ROAツリー




     (各要素はさらに分解することができます)

例えば、ROAツリーを使って、ROA上昇の鍵を売上アップと在庫調整と結論づけることができます。

 

 

売上高をMECEで分解

ここでは、MECEに分解する一例として、売上高いろいろな観点から分析してみました。

 

A:利益構造で分解

売上高を利益構造で分解すると、付加価値を生み出しているのはどこかということを把握することができます。

 売上高 = 売上総利益 + 売上原価
 売上高 = 営業利益 + 販管費 + 売上原価
 売上高 = 経常利益 + 営業外収益 + 販管費 + 売上原価

 

B:前年度売上で分解

前年度との比較をすることで、成長性を見ることができます。

 売上高 = 前年度売上高 + 売上高増減
 売上高 = 前年度売上高 × 売上高成長率

 

C:顧客で分解

顧客で分解することにより、どの顧客層の売上に強みがあるのかがわかります。

 売上高 = 10代の顧客の売上高 + 20代の顧客の売上高 + ・・・
 売上高 = 国内売上高 + 国外売上高
 売上高 = 東日本売上高 + 西日本売上高

 

D:資産、従業員当たりの売上で分解

資産や従業員当たりの売上高で分解することで、生産性や効率性を見ることができます。

 売上高 = 店舗数 × 店舗数当たりの売上高
 売上高 = 従業員数 × 従業員1人あたりの売上高
 売上高 = 売上債権 × 売上債権回転率
 売上高 = 総資産 × 総資産回転率

 

E:事業や商品で分解

事業や商品で分解することにより、どの事業や商品に強みがあるのかがわかります。

 売上高 = 商品A売上高 + 商品B売上高 + ・・・
 売上高 = A事業部売上高 + B事業部売上高 + ・・・

 

F:外部環境から分解

外部環境から分解することで、自社の競争環境を分析することができます。

 売上高 = 業界売上高 × 自社シェア
       = 業界売上高 × 商談カバー率 × 勝率
       = 業界売上高 × 特約店カバー率 × インストアシェア
       = 業界売上高 × カバー率 × 認知率 
                  × トライアル率 ×リピート率

 

G:顧客の行動から分解

小売店などでよく使われる分解方法です。

売上高 = 購買顧客数 × 購買単価
      = [ターゲット人口 × 認知率 × 店頭接触率 × 購入率]
       × [年間購入数 × 1回当たり購入点数 × 1点あたり商品単価]

 

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