Ns spirit 投資学・経営学研究室

投資・経営の基礎を網羅した「投資学・経営学研究室」のブログ版です。ビジネスパーソンに必須となる基礎知識・基礎スキル、仕事やキャリアに関する情報を中心に発信していきます。

VSPROモデル マネジメントシステムを考える際に有効なフレームワーク

VSPROモデル
VSPROモデルとは、マネジメントシステムを考える際に有効なフレームワークで、コンサルティング会社「アーサー・D・リトル」が開発したフレームワークです。VSPROには、マネジメントの構成要素であるビジョン(V)、戦略(S)、プロセス(P)、リソース(R)、組織(O)が検討対象に入っています(ビジョンを除いてSPROとする場合もあります)。

VSPROは、同じく組織のマネジメントを考える際に使う7Sと近いフレームワークです。7Sの構成要素を大きくまとめているという点で、より汎用性が高いフレームワークと言うこともできます。

 

VSPROの活用方法
VSPROは、あるべきマネジメントシステムの姿と、現状のマネジメント上の問題を分析するときに使えるフレームワークです。また、企業が成功要因を分析する際にも活用することができます。

VSPROで検討・分析する項目(例)

ビジョン(V) どのようなビジョンを掲げているか?
目指すビジョンは適切か?
戦略(S) ビジョンに沿った戦略になっているか?
競合と差別化できる戦略になっているか?
プロセス(P) 戦略を実行するプロセスはどうなっているか?
そのプロセスはビジョンとの整合がとれているか?
そのプロセスは競争優位の源泉となり得るか?
リソース(R) 戦略・プロセスを実行できるリソースは十分か?
(十分な資金、十分な設備、能力の高い従業員)
組織(O) 戦略・プロセスを実行できる組織になっているか?
従業員はビジョンや戦略を腹に落としているか?
中間管理職は従業員を動機づけられるか?