マーケティング

【事例紹介】スキミングプライシング Apple iPhone

 

昨日の記事に続いて、新商品のプライシング例を見ていきます。昨日はペネトレーションプライシングの題材としてシャオミの「Mi Band」を取り上げましたが、今回はスキミングプライシングの題材として同業のAppleを「iPhone」を取り上げます。

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iPhoneは、まず発売前に少しずつ情報をリークして、ユーザー(ファン)の期待感を煽ります。そして発売日が正式発表される頃にはファンたちの期待度がMAXまで高まっている状態を作ります。ある人はいち早く予約し、ある人はいち早く支払いを済ませます。そして決して前モデルから値段を下げることなくコアなファンからしっかり利幅を確保するようなプライシング戦略をとってきます(Apple自体もハードできちんと利益を上げることを公言しています)。

AppleはiTunesやApp storeのようなプラットフォームを作って、そこからも売上を上げているわけですが、iphoneに限らず他のハードも含めて決して値下げせずに販売するようにしています。

スキミングプライシングの前提条件として、

1.製品に差別化要素がある
2.価格弾力性が小さい(価格を高くしても需要が減らない)

の二つがあるわけですが、Appleの製品はこのどちらにも当てはまっているわけです。

しかし、Appleはスマートフォンシェアをじりじりと落としていて、サムスン、Huaweiに続いて3位である上に、昨日取り上げたシャオミが創業数年でスマートフォン分野でも4位にあがってきていて、Appleを猛追する立場にまでなっています。

https://www.canalys.com/newsroom/globalQ3smartphonemarketから引用

 

これらAsiaの格安スマートフォンが新興国も含めて拡大している中で、Appleが今のままスキミングプライシングを継続できるかどうかは、Appleが構築したApp StoreやiTunesを含めたiOSを基軸としたエコシステムに対して、今後ユーザーにどれだけ魅力を感じてもらえるかにかかっていると思います。

 

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セーシン
元製造業のリーマン管理職。海外駐在や新規事業を経験後、40代で独立し複数の会社から業務を受託するフリーランスにキャリアチェンジ。国内外の仕事を受けています。ウェブサイト運営歴15年、20代からの学びをこのブログにまとめています。 ツイッターアカウントはこちら
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