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【2分でわかる】ネットワーク効果・外部性とは 代表例 パターンを解説

 

昨今のインターネット全盛の時代の中で、重要な概念となっているのがネットワーク効果です。ネットワーク効果を正しく理解することで、新規事業に対する投資の考え方も大きく変わってくるでしょう。

この記事では、ネットワーク効果について解説していきます。

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ネットワーク効果とは

ネットワーク効果とは、顧客が増えれば増えるほど、ネットワークの価値が高まり、顧客にとっての便益が増すことをいいます。ネットワーク内の人だけでなく、ネットワークの外部にいる第3者にとっての価値を高めるという意味から、ネットワーク効果のことをネットワーク外部性とも言います。

ネットワーク外部性が働くサービスや製品では、品質や技術よりも利用者の数によって得られる便益の方が大きいので、あるサービスや製品が一旦シェアで優位になると、爆発的にユーザーが増加する傾向があります。

ネットワーク効果

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ネットワーク効果の代表例

ネットワーク効果が発揮される代表的なものに電話があります。電話は加入者が少数の場合、あまり使うメリットがありませんが、加入者が増えれば増えるほどその価値は高まります。そして最後には、そのネットワークに加入していないこと自体が不利益を被るような状態にすらなっていきます。

上記にあげた電話以外にネットワーク効果が働くものとしては以下の例があります・

  • クレジットカード決済
  • SNSサービス(Facebookやツイッターなど)
  • オークションサイト
  • 動画チャンネル(Youtubeなど)

インターネットの普及により、近年急速に伸びている企業は、このネットワーク効果をいち早く使える状態にしていて、それが業績の急拡大に寄与しています。

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ネットワーク効果の構築パターン

ネットワーク効果は、電話のように

顧客が増える
⇒価値が高まる
⇒また顧客が増える⇒・・・・
と循環するものと、

顧客が増える
⇒補完業者が増える
⇒価値が高まる
⇒また顧客が増える
のように補完業者を挟んで循環するものがあります。

前者の例としては、電話の他に、ミクシィやGREEのようなSNSサービス、ネットオークションなどがあります。

後者の例としては、WindowsのようなOSがあります。これは、Windowsをサポートするソフトウェアメーカーという補完業者の存在がネットワークの価値を高めることに一役買っている形になっています。

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ネットワーク効果の数値的考察

ネットワーク効果の価値を数値的に表す場合の例として、そのネットワーク内の情報ラインの数があります。

例えば、5人のネットワークで、それぞれが1対1で情報をやりとりする場合、そのラインの数は5×(5-1)で20通りとなります。ところがこれが500人なると、500×(500-1)で249,500通りとなり、5人の場合に比べて12,475倍の価値をもつことになります。

ネットワーク内のN人の情報ラインの組み合わせ数は次のとおり表すことができます。

組み合わせの数 = N × (N-1)

したがって、ネットワーク効果のあるものの場合、そのネットワークに参加する人間の数が増えると、その二乗に比例して価値が高まるということがわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。商売を拡大していく中で、ネットワーク効果が働くかどうかは重要なポイントになります。なぜなら、ネットワーク効果が働くビジネスは参加者が増えれば増えるほど累乗的に価値が上がっていくからです。そうなると、初期投資の考え方もネットワーク効果を勘案して考える必要があるのです。

どのようなケースでネットワーク効果が働くのか、みなさんも身近な例で考えてみても面白いのではしょうか。

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セーシン
元リーマン管理職+副業歴15年、海外事業・独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 ツイッターアカウントはこちら