起業・副業・転職

【起業が儲かる理由】ビジネスオーナーは資本主義の原則を生かせるから

 

先日、このようなツイートをしました。

自分で100万円出して、1,000株持って会社を設立したとします(株価1,000円)

最初の資金調達で1000万円を100株で調達(株価100,000円)

これで自分の持分は1,000株×100,000円で1億円

そして資金調達を重ねるごとに自分の持分の価値が5億、10億と増えていく

だからみんな起業家を目指すのですね

 

このツイートでは、投資家から出資を受けることで、起業家(=ビジネスオーナー)が早く富を築いていけるということを書いています。

このサイトでキャッシュフロー・クワドラントを解説したときに、ある程度のリスクをとってビジネスオーナーになるのがラットレースから抜け出す近道だろうと書きました。

【キャッシュフロー・クワドラントとは】コスパが一番高いのはビジネスオーナー? お金や投資のことを勉強したことある人なら、一度は読んだことがある思うのが「金持ち父さん貧乏父さん」でしょう。これは1997年に発...

 

では、なぜ起業をしてビジネスオーナーになると儲かりやすいのか?

今日は、このあたりを深掘りしていきます。

 

広告

起業が儲かる理由

起業家だからといって、必ず儲かるわけではありませんし、失敗のリスクももちろん高いです。

一方で、一度起業家を目指した人は、失敗しても何度も何度も起業をする傾向がありますが、そこには経済的観点での理由もありました。

 

理由1:資金調達ごとに株価が上がるから

起業が儲かる理由の1つ目を書くにあたって、先ほどのツイートに書いた意味を解説します。

100万円を出して、自分で1,000株を持ってビジネスを創業したとしましょう。

このとき、株価と企業価値は次のようになります。

発行株式数1,000株
株価1,000円
企業価値1,000,000円
創業者の持ち分1,000株(1,000,000円)

さて、ある投資家Aから、この会社のビジネスアイデアが非常に面白いと感じてもらい、1000万円の投資を受けることになったとします。

ここで、株価1,000円だからといって、1000万円調達するのに10,000株を発行すれば、創業者の持ち分が10%以下になってしまい、その瞬間に会社の経営権を失ってしまいます。

これでは、創業者にとって都合の悪いことになってしまいますし、投資家としても通常は創業者に頑張ってもらいたいので、お互いの利害が一致しません。

そこで、投資家が1000万円出すときに、次のように考えます。

「この会社の価値は100万円ではなく、1億円(1株10万円)として考えよう」

そうすると、1000万円投資をする投資家の株式数は100株になります。

(ここで、1億円のことをプレマネー、投資後の1億1000万円のことをポストマネーと言います、詳細は以下の記事をご覧ください)

プレマネーとは、ポストマネーとは、資金調達前後の企業価値 ベンチャー企業では、様々な資金調達をしていきます。その中で、資金調達の前後でプレマネー・ポストマネーという呼び方があります。ベン...

 

さて、会社の価値を1億円として考えた場合の、プレマネーとポストマネーを見てみましょう。

プレポスト
発行株式数1,000株1,100株
株価100,000円100,000円
企業価値100,000,000円110,000,000円
創業者の持ち分1,000株(100,000,000円)1,000株(100,000,000円)
投資家Aの持ち分0株100株(10,000,000円)

投資家Aから1000万円の投資を得たあとは、右のようになります。

ここで改めて創業者の株式の価値をみると、この時点で1億円になっています。

自分の会社に投資した100万円が、この時点で(市場で換金できないという制限はあるものの)1億円の価値になったということです。

このステージまで仮に半年程度で進むと、半年で資産が100倍になるということです。

さて、さらに1年後に投資家Bから1億円の調達をするとしましょう。

先ほどと同じように、ここで投資家Bが多くの株式シェアを持ってしまうと、経営コントロール上の問題があるので、ここでも持ち分をおさえるようにします。

例えば、プレマネーを5.5億円(株価50万円)として考えることにします。

そうすると、1億円に対する株式数の割当は200株になります。

プレポスト
発行株式数1,100株1,300株
株価500,000円500,000円
企業価値550,000,000円650,000,000円
創業者の持ち分1,000株(500,000,000円)1,000株(500,000,000円)
投資家Aの持ち分100株(50,000,000円)100株(50,000,000円)
投資家Bの持ち分0株200株(100,000,000円)

これで、創業者の株式価値は5億円になります。

創業時に投資した100万円が、1年半後に5億円になるということです。

ここまで行き着くには、相当の努力も必要ですし、運も必要になってきます。

しかし、投資した100万円が、1年半後に5億円にできる投資案件など、世の中にはそうありません。

だから、こうした仕組みをわかっている人が、何度も起業を目指すのでしょう。

私も自分で起業して、資金調達してみて、よくわかりました。

 

理由2:作った仕組みから得た超過利益は株主のものになるから

起業が儲かる理由の2つ目は、企業活動による超過利益は全て株主のものになるからです。

このサイトで解説している損益計算書の記事の中で、以下のような表を解説しました。

項目主な分配先企業支配力
原価仕入先・(従業員)最も小さい
販管費従業員・(協力業者)小さい
営業外費用
(主に金利)
銀行やや小さい
税金やや大きい
役員報酬経営者大きい
剰余利益株主最も大きい

これを見てもらうとわかるように、株主は一番最後に利益配分されます。これは、言い換えると、それまでの費用を必要最小限に抑えることで、超過利益は全て株主に配分されることを意味します。

つまり、優秀な仕組みを作って、効率的に経営をすればするほど、株主は儲かる形になります。(創業初期の場合は、たいてい経営者=大株主です)

仮に従業員の給与を上げる必要があって従業員の給与を10%あげても、それによって剰余利益が10%増加すれば、その10%は全て株主のものになるのです。

 

損益計算書の解説記事

【徹底解説】損益計算書の読み方・見方 「損益計算書?P/L? よく聞くし、何となくわかるんだけど、説明しろと言われると困るなあ」 損益計算書は財務諸表の一つとし...

 

超過利益が全て懐に入ることに付随して、以下のようなツイートもしました。

大手を動かす起業家

先日会った起業家は1人で大手企業を相手に、製品企画+コンサル+国内外のメーカーのマッチングで年商億稼いでいました

原価・経費は相当少ないので、大半が利益です

大手企業で働いても稼ぎはそこそこですが、起業をして外から大手企業を動かせるのは最強かもしれません

この方は、自分の会社で大手企業を上手に動かして利益を上げることで、その利益を全て自分の懐に収めてしまっています。

 

広告

まとめ

以上が、起業をしたビジネスオーナーが儲かる仕組みでした。

  • 起業をしたビジネスオーナーが儲かるのは、主に2つの理由がある
  • 投資家を巻き込むことで、自分の会社の価値を急速に上げていくことができる(=自分の持ち株価値が上がる)
  • 仕組みから生まれる超過利益は全て株主に帰属する(創業時は大抵起業した人が大株主である)

いきなり起業をするのは怖い!

そんなサラリーマンが起業体験をするには、副業もおすすめです。

【おすすめ】副業歴15年から考えるサラリーマンの副業【3タイプ・9種類】 昨年からサラリーマンの副業解禁が話題になっていますが、2019年は多くの会社で副業解禁されるのではないかと言われています。 ...

 

広告
ABOUT ME
アバター
セーシン
元リーマン管理職+副業歴15年、海外事業・独立起業などの経験を踏まえて、仕事、経営、キャリア、海外に関することなど、ビジネスパーソンとしての戦闘力を高めるための情報を発信しています。 ツイッターアカウントはこちら