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大前研一の本【おすすめ必読の4冊】古典的名著を中心に紹介

 

こんにちは、セーシン(@n_spirit2004)です。

日本が誇る世界的な経営コンサルタントと言えば、大前研一氏です。

もうすぐ80歳になろうか年齢であるにも関わらず、執筆活動やご自身が運営するビジネスブレークスルーチャンネルでの論説を精力的にやられています。

私もかつて、著書に加えて月刊「大前研一通信」を購読するなど、大前氏の示唆に富んだ論説を興味深く拝読していました。

今回は、そんな大前研一氏の古典的名著とも言える著書を中心に紹介していきます。

 

大前研一氏のプロフィール

以下、プロフィールの抜粋です。

1943年、福岡県に生まれる。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。
世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、クラリネットと多彩。

出典:http://www.ohmae-report.com/pro/bioj.html

今でこそ世界的に有名なコンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーですが、大前氏は会社の認知度がほとんどなかった頃に日立製作所から転職して日本・アジアでの展開の礎を築きました。

趣味も非常に多彩で、著書「やりたいことは全部やれ!」の中でも書かれていましたが、1年の中で趣味に充てる予定を先におさえて仕事と同じくらい精力的に楽しんでいるようです。

そんな大前氏なので、これまでに出版した著書も数え切れないくらいあって、公式ホームページによると2019年に7冊、2020年に10冊と、最近もものすごい勢いで著書を書かれています。

 

大前研一氏のおすすめ4冊

大前氏の近年の論説には賛否両論ありますし、私もここ数年の著書を見ていると、自身が運営するアタッカーズ・ビジネススクールの宣伝文句をよく見かけるので、全ての著書はおすすめできないなとは思っています。

一方で、今でも世界的に有名な3C分析を世に出した本など、古典的名著とも言える本もたくさんあります。

その中でも、以下の5冊をおすすめします。

 

[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か

1975年に初版が刊行された大前氏のデビュー作である企業参謀です。

マッキンゼーのコンサルタントとして日々活動する中で、自身が考えたことや気づいたことをまとめたノートを1冊の本として世に出したものです。

私は大前氏の本をいくつも読んでいますが、正直言うとこのデビュー作の完成度に勝るものはないのではないかと思うくらいよくできた本です。

こちらの新装版は原著をベースに1999年に記されたものですが、出された当時の論説や図表そのままの中身です。

問題点の抽出を目的としたロジックツリー(本書ではイシューツリー、プロフィットツリーと呼ばれています)、事業戦略を考える上でのPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)、製品開発の指針となるPMS(製品市場戦略)といった現代でも使われるフレームワークを解説。

戦略的思考に基づく企業戦略として、KFS(Key Factor for Success:重要成功要因)に基づく戦略、相対的優位性に基づく戦略、新機軸の展開に基づく戦略を提唱

さすがに1975年に書かれたものなので、出されている事例の古さは否めませんが、内容は現代でも使える本質的な話ばかりです。

大前氏の本を手に取ろうと思うなら、まずはこの1冊と言えるほど、大前氏を代表する1冊です。

 

ストラテジック・マインド ─ 変革期の企業戦略論

マーケティングや経営戦略を勉強したことのある人なら誰もが知っているフレームワークの1つが3C分析ではないでしょうか。

このストラテジックマインドは、その3C分析を初めて世の中に公開した本です。

大前氏は、本書で3Cのことを戦略的三角関係と表現、それぞれのCに基づいた以下3つの戦略を提言しています。

市場を軸にする戦略:顧客を適切にセグメンテーションして、特定セグメントのニーズを満たす戦略

自社を軸にする戦略:自社のバリューチェーンにおける強みをベースにした戦略

競合を軸にする戦略:コスト、販売チャネルなど、競合との相対的な優位点をベースにした戦略

 

 

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マッキンゼー現代の経営戦略

本書の初版は1979年に出されていて、ストラテジック・マインドや企業参謀と並ぶ古典とも言える本です。

戦略に関する本は多数ありますが、本書はそれらの原点とも言えるもので、現代の経営戦略にも当てはまる6つの基礎的フレームワークが紹介されています。

<本書で紹介されているフレームワーク>
PMS(Product Market Strategy)
PPM(Product Portfolio management)
PIP(Profit Improvement Program)
OVA(Overhead Value Analysis)
SFM(Sales Force Management)
TPM(Technical Portfolio Management)

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マッキンゼー変革期の体質転換戦略

本書では世の中の構造変化に対して、企業がどう変わっていくべきかという提言をまとめています。

初版は1985年なので、生産や設計の外部活用など今となってはごくごく当たり前のことも書かれている一方で、組織、人材面などソフトの部分は現在でも通じる部分も多くあります。

裏を変えせば、人の特性は今も昔も変わらず、25年前に本書で提言されたことを実行に移すには高い障壁があるということの表れなのでしょう。

企業の構造改革を推進する方や、現状の企業体質を何とか変えていきたいという方におすすめの一冊です。

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大前研一氏の本:番外編2冊

上記の4冊は、大前研一氏がまだ駆け出しだった頃からの思考を整理した古典という扱いで考えていますが、以下の2冊も個人的にはおすすめです。

 

考える技術

大前研一氏は、考えることについて以下のように述べています。

人の2倍考える人間は10倍の収入を得ることができる。3倍考える人間は、100倍稼ぐことができる。そして10倍考える人間は、時価総額1兆円企業の創業者になれる可能性もある。

考えることはそれだけ重要なことで、特に考えることによって価値を生む力を身につける力は一生モノだと考えています。

他には、このように語っている動画もあります。

マッキンゼーのコンサルティングを始めたとき、フィーは世界共通で1ヶ月2,500万円、そのとき能率協会のベテランコンサルタントが1ヶ月50万円だった。私は32歳、能率協会のコンサルタントは65歳。どうやったらよいか集中して考えた。私にとっては生きるか死ぬかの勝負だった。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=tvdMPGG5dVk

そんな大前氏の考える方法論、技術をまとめたのがこちらの一冊です。

論理思考の基本的なフレームワークの理解から、プレゼンにおける提案方法、2階級上のポジションで考える思考実験等、例を交えながら考えるための基本を説いています。

大前氏は、論理的に物事を考えれば、将来を見通すことも可能と言っていますが、実は2004年が初版のこの本に、今後様々な機能が携帯電話に統合されていくと未来まで予言しているので驚きです。

大前流の考える技術を知りたい方は、こちらをお読みください。

 

 

50代からの「稼ぐ力」

もうこれ以上の出世は厳しかもしれない、かと言って今の仕事以外に何をすればよいのかわらかない。

そんな中年キャリアの迷子になりかけている人たちにエールを送っている本です。

会社では勝ち組になれても、人生の負け組になっては意味がない。

そうならないように、50歳からでも新しいことをはじめて、定年後の人生を乗り切れる準備をしておこうと説いています。(もう◯歳だから、自分には無理とか思わない!)

もうすぐ80代になろうかというのに精力的に動いている大前氏から見れば、50代などまだまだひよこなのかもしれません。

40代、50代に限らず、これからの中年期のキャリアが心配という方におすすめです。

 

▼詳細の書評はこちらをご覧ください▼

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40代で会社を辞めてフリーランスになり、コンサルや顧問業務を受託。仕事で成果を出すための「知識・知恵」などをこのブログにまとめています。 ツイッターアカウントはこちら
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