Ns spirit 投資学・経営学研究室

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本の紹介 財務・ファイナンスのおすすめ3冊を一挙紹介

財務・ファイナンスに関するおすすめ本を一挙3冊紹介します。

 

最初に「ファイナンシャルマネジメント」です。

ファイナンシャル・マネジメント 改訂3版

ファイナンシャル・マネジメント 改訂3版

 

本書は、アメリカMBAでも活用されているファイナンスの教科書です。ファイナンス、財務会計の基本的な内容をほぼ網羅しているので、財務予測の方法やデリバティブの基礎、DCF法による企業価値評価の方法を一通り学ぶことができます。特にキャッシュフロー計算の際に、減価償却費、運転資本、埋没費用、本社費などの管理費をどのように扱うかなど説明している章は、実務でキャッシュフロー計算をする方には大変参考になる内容だと思います。

 

財務諸表の事を一通り勉強して、これからファイナンスを勉強しようという方の入門書としてうってつけの本です。

 

続いて紹介するのは、「企業価値評価(実践編)」です。

企業価値評価[実践編]

企業価値評価[実践編]

 

DCF法を用いた企業価値評価のプロセスをステップ毎に詳細に解説しています。市場環境、競争状態からパラメータをどう考えるのか、何をキードライバーとして考えるのか、東京製鐵やカゴメの例を使って、丁寧な説明がされています。

 

企業価値評価を実際に使う実務者の向けの本ではありますが、実務者がどんなプロセスで価値評価をするのか知っておくことは、事業家・投資家にとっても大変重要な観点になることでしょう。

 

最後に紹介するのは、「MBAバリュエーション」です。

MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA2)

MBAバリュエーション (日経BP実戦MBA2)

 

バリュエーション(企業価値評価)の実務経験を豊富に持ったM&Aアドバイザーである著者がまとめた、企業価値評価に関する本です。

 

DCF法、PER、EBITDA倍率など、実際に実務で使う様々な方法で企業価値評価を紹介していますが、詳細を掘り下げるというよりは、考え方の大枠を示す感じで書かれているので、財務の知識を少しでも持っていれば十分に内容を理解できると思います。

 

「企業価値評価(実践編)」と同様に、実務者がどのようなアプローチで企業価値を評価するのかを知る上で大変役立つ本です。

 

 以上3冊、ファイナンス知識の基礎を学びたい人に適した書籍の紹介でした。