「請求書」や「申込書」などの書類作成は、ビジネスを進める上で必須の作業なので、多少面倒でも「自分で何とかしなきゃ」と思ってしまいがちです。
しかし、最近は書類作成を代行できるサービスが多様化しているので、豊富な選択肢の中からニーズに合ったサービスを選べるようになっています。
この記事では、書類代行をお願いできる以下6つのサービスを紹介していきます。
▼おすすめの資料作成代行サービスと料金相場▼
ココナラ | ワード文書:1,000円~10,000円 データ分析・集計:2,000円~10,000円 |
ランサーズ | ワード文書:1文字0.5円~5.0円 データ分析・集計:30,000円~50,000円 |
クラウドワークス | 事務業務:1,000円/時間~ エクセル作成:5,000円~ |
すぐやる | ワード文書:1ページ3,000円~4,000円 データ分析・集計:1ページ3,000円~4,000円 |
フジ子さん | 2,640円~3,135円/時間 (秘書業務全般に対応) |
アイスタッフ | 2,970円~4,180円/時間 (秘書業務全般に対応) |
書類作成代行に依頼できる書類
書類作成代行に依頼できる主な書類を紹介していきます。
- ワードの資料
- エクセルの資料
- パワーポイントの資料
- PDFの資料
ワードの資料
ワードで作成する資料の代表例は以下のものです。
- アンケート用紙
- 報告書
- 申請書、申込書
- 案内文
- 挨拶文
- 企画書
- 手書きメモや、音声、動画の文字起こしなど
ワードで作る資料は、「報告書」や「挨拶文」など文章を丁寧にきっちりと書かないといけない書類が多く、誤字や脱字のチェックも含めて労力がかかります。
こうした仕事を外注できれば、より価値のある(=売上に直結する)仕事に集中できるようになるでしょう。
なお、動画や音声の文字起こしに特化したサービスをお探しの場合は、以下の記事をご覧ください。
エクセルの資料
エクセルで作成する資料の代表例は以下のものです。
- 見積書
- 請求書
- 事業計画
- 表、グラフ
- 数値データの入力
取引量が多くなってくると、見積書や請求書を作るだけでも多くなってきますが、外注すればそうした仕事からは解放されます。
また、数値データの入力も地味に時間がかかる上に、集中力を必要とする仕事なので、外注できるようになるとかなりラクになります。
パワーポイントの資料
パワーポイントで作成する資料の代表例は以下のものです。
- 営業提案資料
- 企画説明資料
- 会社紹介資料
パワーポイントの資料は、正確さだけでなく、見た目(ビジュアル)も要求されるので、作成の難易度がワードやエクセルに比べると高くなります。
パワーポイントでの資料作成については、以下の記事に作成を得意とするサービスを解説しているので、あわせてご覧ください。
PDFの資料
元データがPDFしかないというときも、外注すれば専用ソフトで修正してくれます。
文字を修正する程度であれば、かなり短期間で対応してくれるでしょう。
また、PDF資料に書かれていることをワードやパワーポイントに書き起こす仕事をお願いすることもできます。
資料作成を依頼するときの注意点
資料作成を依頼するときの主な注意点です。
- 得意・不得意を見極める
- 公的文書を無資格の人に依頼しない
得意・不得意を見極める
資料作成と一言で言っても、得意分野と不得意分野があります。
ワードは得意だけど、パワーポイントで見た目を整えるのは苦手という人もいますし、逆に文章をきれいに書けないけど、見た目をきれいにするのは得意という人もいるでしょう。
依頼する相手が、何が得意で何が不得意なのか、実績とあわせて説明してもらうのがよいでしょう。
公的文書を無資格の人に依頼しない
書類の中には、行政書士などの公的資格がないと作成できないものがあります。
たとえば、官公庁に提出する書類や、権利義務または事実証明に関する書類は、行政書士の資格を持っていない人が作成すると違法になります。
そうした書類を無資格で作成代行している違法業者とは、取引をしないようにしましょう。
書類作成代行におすすめのサービス4選
ここからは、書類作成の代行をお願いするのにおすすめのサービスを4つ紹介していきます。
スキルシェア:書類作成のプロを自分で探せる
スキルシェアとは、業務のスキルを持った個人や法人が出品しているスキルを買い手がニーズに合わせて購入するサービスです。
スキルシェアのメリット・デメリット
スキルシェアには、以下のメリット、デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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複数の出品者の中から、専門分野に合った人を探したい方におすすめです。
費用相場
- ワード文書の作成:1,000円~10,000円程度
- エクセルのデータ分析・集計:2,000円~10,000円程度
スキルシェアのNO.1は「ココナラ」
スキルシェアの最大手は、ココナラです。
ココナラには、さまざまな分野のスキルを持った人が自身のサービスを出品しています。
たとえば、ココナラのデータ分析・整理・集計を見ると、以下のように出品されています(何百件とあるうちの一部です)。
他には、契約書・各種書類の作成のカテゴリーを見ると、専門性を必要とする書類や、行政書士が作成する書類も出品されています。
仕事は全てココナラ内のチャットで完結していきます。(ココナラでは出品者と直接連絡をとることが禁じられているので、ココナラ内のチャットでしか連絡を取れません)
業務依頼までのフロー
- 出品者に依頼業務を相談する
- 出品者から見積り・提案を受ける
- 金額、納期、アウトプットに合意したら発注し、支払いをする
- 適宜チャット内でコミュニケーションをとる
- 納品して内容に了承したら取引を終了する
最初は出品者を探したり、見積り依頼をしたりするのに手間を感じますが、慣れるとスムーズに依頼できるようになります。
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クラウドソーシング:書類作成のプロを募集できる
クラウドソーシングとは、クラウドソーシングサービスに登録しているワーカーに直接仕事を依頼できるサービスです。
クラウドソーシングでは、さまざまな仕事の形態がありますが、書類作成の場合は以下2つがメインです。
プロジェクト方式 | 案件ごとに募集をかけて、ワーカーと打合せをしながら、単価と納期を調整しながら仕事を進める方式です。 |
ワーカー指名方式 | ワーカーを探して、直接依頼をする方法です。 |
クラウドソーシングでは、プロジェクト方式を利用するのが一般的で、ワーカー指名方式はリピートの際に利用することが多いです。
クラウドソーシングのメリット・デメリット
クラウドソーシングには、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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ワーカーを広く募集して、価格を少しでも抑えたい方におすすめです。
費用相場
- ワード文書の作成:1文字0.5円~5.0円
- エクセルの作成:5,000円~
- 事務業務:1,000円/時間~
登録ワーカー100万人以上:ランサーズ
ランサーズは、登録ワーカーを100万人以上抱える最大手のクラウドソーシングの1つです。
同じクラウドソーシング大手にクラウドワークスがありますが、クラウドワークスは個人事業主が活用していて、ランサーズの方は法人が活用しているイメージがあります。
業務依頼までのフロー(プロジェクト方式の場合)
- 募集要項を作成して募集をかける(希望単価と納期も設定する)
- ワーカーから見積り・提案を受ける
- 金額、納期、アウトプットに合意したら発注し、支払いをする
- 適宜コミュニケーションをとる(ZOOMやChatwork等、外部の連絡手段も可)
- 納品して内容に了承したら取引を終了する
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クラウドソーシング最大手:クラウドワークス
クラウドワーカーを200万人以上抱える、クラウドソーシングの大手です。
クラウドワークスだと、プロジェクト形式の場合、1つの案件に対して複数のワーカーを採用することもできます。
業務依頼までのフロー(プロジェクト方式の場合)
- 募集要項を作成して募集をかける(希望単価と納期も設定する)
- ワーカーから見積り・提案を受ける
- 金額、納期、アウトプットに合意したら発注し、支払いをする(1つの案件で複数のワーカーを採用可能)
- 適宜コミュニケーションをとる(ZOOMやChatwork等、外部の連絡手段も可)
- 納品して内容に了承したら取引を終了する
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代行サービス:書類作成のプロに丸ごと依頼できる
書類作成の代行を専門とするサービスです。
所在地に関わらずネットで打ち合わせをして納品できる会社がほとんどです。
会社所在地から近ければ、対面で細かいすり合わせをすることも可能です。
代行サービスのメリット・デメリット
代行サービスには、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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資料作成を専門にしているプロに任せたいという方におすすめです。
費用相場(「すぐやる」の場合)
- ワード文書の作成:1ページ3,000円~4,000円
- エクセルのデータ分析・集計:1ページ3,000円~4,000円
パソコン作業代行「すぐやる」
「すぐやる」は、パソコン作業代行を専門にしている会社です。
業務依頼までのフロー
- ホームページから問い合わせをする
- 依頼内容を打ち合わせする
- 価格と納期の見積りを受け取る
- 料金を支払い、作業を開始する
- データを受領し確認し、完成したら取引を終了する
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オンラインアシスタント:書類作成を含めた雑務を一手にお願いできる
オンラインアシスタントとは、雑多な業務や、秘書的な業務をオンラインでサポートしてくれるサービスです。
書類作成だけでなく、経理、人事、総務、WEBサイト運用など、幅広い業務をサポートできます。
オンラインアシスタントのメリット・デメリット
オンラインアシスタントには、以下のメリット・デメリットがあります。
メリット |
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デメリット |
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書類作成だけでなく、雑多な業務を一手にお願いしたいという方におすすめです。
費用相場
2,640円/時間~(フジ子さんの場合)
2,700円/時間~(アイスタッフの場合)
価格と品質のバランスがよい:フジ子さん
フジ子さんは、過去に企業で高い実務能力を発揮していた20代~40代の子育てママをメインに、チームを組んで会社の業務をサポートしてくれるサービスです。
サポートしてくれる人は、正社員、契約社員、業務委託などさまざまです。
会社が間に入って采配をふるってくれますし、採用試験で人を厳選もしているので、安心してアウトプットを受け取ることができます。
業務依頼までのフロー
- フジ子さんの公式ページから問い合わせをする
- 具体的な依頼業務のすり合わせをする
- 提案業務でトライアルをする
- トライアルの結果を踏まえて本契約する
- オンラインアシスタントとして活動してもらう
▼▼公式ページ▼▼
\無料トライアルあり/
厳しい基準で採用したスタッフが揃う:i-STAFF(アイ・スタッフ)
アイスタッフは、採用率1%の人材に厳選してスタッフを採用。
オフライン業務にも対応していて、領収書・名刺・書類などをi-staffに送付すると、整理やファイリングもやってくれます。
アシスタントは、20~50代の女性が中心です。
業務依頼までのフロー
- アイスタッフの公式ページから問い合わせをする
- 具体的な依頼業務のすり合わせをする
- 提案業務でトライアルをする
- トライアルの結果を踏まえて本契約する
- オンラインアシスタントとして活動してもらう
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\無料トライアルあり/
フジ子さんや、アイスタッフ以外のオンラインアシスタントサービスについては、以下の記事で詳細を解説しています。
まとめ
以上、書類作成を代行するサービスの解説でした。
- 書類作成代行サービスでは、ワード、エクセル、パワーポイント等の資料作成が可能。(ただし、公的書類を無資格で作成する業者には注意)
- 書類作成を代行できるサービスは以下の6つ。
ココナラ | ワード文書:1,000円~10,000円 データ分析・集計:2,000円~10,000円 |
ランサーズ | ワード文書:1文字0.5円~5.0円 データ分析・集計:30,000円~50,000円 |
クラウドワークス | 事務業務:1,000円/時間~ エクセル作成:5,000円~ |
すぐやる | ワード文書:1ページ3,000円~4,000円 データ分析・集計:1ページ3,000円~4,000円 |
フジ子さん | 2,640円~3,135円/時間 (秘書業務全般に対応) |
アイスタッフ | 2,970円~4,180円/時間 (秘書業務全般に対応) |